2017年02月15日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 衿に掛け衿を付ける

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

さて衿を付ける準備その2、掛衿ですっ。共衿ともいうのかな?
着物の衿って首周りだけ2重になっているのだけど、その上にかかってる衿のこと。

もともとは汚れやすい衿を守るためにつけられた(ハズ)かけ衿。度々洗うのが難しい着物でも、掛衿だけ
外して洗ったり、掛け衿だけを取り替えたりして着物の痛みを防いだんだろうな。
なので本当なら衿を縫い付けてさらに上から掛け衿を縫い付ける(半襟みたいに)のが筋か…と思うのだけど、
今回の着物は洋服地でガンガン洗える着物、なので掛け衿本来の使い方はしないだろう、ということで
最初に衿と掛け衿を合体させて一緒に衿付けしちゃいます。

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短いほうが掛け衿。

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掛け衿の端を裏側へ1cmほど折ります。

反対向けました(今見えてるほうが表側)
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折り目から ほどをしつけ糸で縫い、折り目を固定しておきます。

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衿と掛け衿の中心を合わせ、掛け衿の両端、折り込んだ生地端から くらいを波縫いで縫い付けます!

ちょっと縫いにくいけどがんばっ
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生地を戻すとこんな感じ。最初にしつけで折り目を固定しているので、きせが自然にかかるんですな…

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で、今回は片方の端を少し開けて縫いました。(ピンクの破線部分が大体の縫い目)
この状態で衿を縫い付けると、掛け衿と衿に隙間が出来るんだよね。

と、いうのも
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こうしたいので!(これは別の浴衣ですが)
今回やや薄めの麻で夏の浴衣づかいも出来そうな生地だったので、浴衣で着る時用に衿芯を出し入れする口を
作っておきたかったんでした〜。襦袢を着ない浴衣でも、掛け衿の下に直接衿芯を仕込めばまあるい衣紋が
作れるという小技なのさっ 記事は→「衿芯入れて浴衣の衣紋をまあるく♪ 簡単掛け衿改造

衿芯が出し入れできれば良いので、隙間はお手持ちの衿芯の幅に合わせてみてね。大体 cmくらいかと…
衿付けするときは隙間が衿の内側(かつ、出来れば下前側)に来るようにしてまっす。


さあ準備が出来たらいよいよ、衿付け〜!

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時代劇なんかで着物の衿が黒いのは、黒い衿を上から掛けているからかー!!と、気づいた時は
それなら汚れが目立たないしどの着物につけても良いしなるほど生活の知恵だよね…!と思ったなぁ。


いつも使っている衿芯はやわらかめのメッシュ製。本来は夏用なんだろうけど、身体への添いがよくて楽な気がするので通年使っておりまするる。
posted by 湖藤 at 20:15| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 衿まわりに力布を付ける

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

手縫いも後半戦に入って最大の難関(?)衿付けです〜
もう衿が付けば着物も完成間近、あと少し!って感じがしますなっ

今回は衿を付ける前の下準備、衿まわりに力布を付けまっす。

力布はここについてます。
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ちろっと出ている布が力布でっす。
付いているのはちょうど衿肩開きに切れ目を入れている端のところ。衿まわりの補強なんだろうな。
衿まわりの補強には肩当て布を付けるというのもあるけど衿まわり〜肩を一枚布で補強する肩当て布よりは
ピンポイントの補強になる、といったところなのかな・・
ミシン併用の今回の縫い方では衿もミシンで付けてしまうので、ほつれてくる心配はあまりなさそうだし
衿まわりの補強は付けなくても大丈夫かも?と思いつつ、気持ち丈夫になるような気がするので付けてます。
端切れで出来るし簡単だしねっ

では作り方(?)をと付け方をメモ!
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一辺が5cmの切れ端を用意します。左右付けるから2枚居るよ〜

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これを三角に二つ折りしまして、手縫いでぐしぐし縫います(結構適当)

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糸を引っ張るとこんな感じにきゅーっとなるので

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布の角は切っちゃいます。

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衿を縫い付ける前に、身頃の衿肩開きの切れ目の端あたりにくっつけておくよ。
衿付けの印から内側に5〜6mmくらい?生地端がはみ出るようにします。

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こんな感じ。しつけ糸などで仮縫いして止めておくよ〜

お次は衿の準備でっす!



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肩当て布だとさらしなどの一枚布が衿まわり〜肩までついてる感じ。
ウールや木綿の着物についているのを見たことがあるけど、衿まわりの補強に加えて暖かさもUPするのかも。
さらしよりも滑らかな生地、新モスっていうのね…


着物の補強といえば、裾や袖口などの擦り切れ防止にガロンテープというものがあるんだそうな…!
洋服地の着物で裾が擦り切れた経験はまだないのだけど、糸の細い絹物には便利なのかしら。。
posted by 湖藤 at 14:28| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 ちくちく編 裾の縫い代の処理

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

両角の額縁処理が出来たら、1cm幅の三つ折りで裾をくけます。
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おくみ×2、前身ごろ×2、後ろ身頃×2分をぐるっと。
長い…!けどガンバレ(しろめ

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額縁部分をくける時はこんな風に、角から糸を出して斜めに。

どんどんくけていきます。
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この時おくみと前身ごろの縫い目や脇の縫い目など、きせがかけてあるところではきせ山(きせがかかってる角?)に
縫い目を合わせて返し縫いならぬ返しぐけをひと針入れておくと、きせが取れにくくなるみたい。
私もきせ山に針が出るように縫ってますが結構適当だったりします…(汗

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出来上がり。

だいぶんと身頃が形になってきた、はず…!!
お次は最大の山場(?)衿付けに突入します〜〜



記事の内容と全然関係ないですが…手ぬぐいもハンカチ代わりにとついつい増えがちだけど、風呂敷も可愛い柄がありますな〜
包むとケーキになる柄だなんて…!


これは…お弁当包みに楽しそうかも…!
posted by 湖藤 at 17:00| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする