2008年12月18日

おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり

書を捨てよ、街に出よう!と言われると何かカッコイイが、
パンツを脱いで街に出ろ!といわれると何かヤラシイのう…
おパンツを脱いで外をウロウロするって、ちょっと変な人じゃないかね。

しかしこの現代の日本で、おパンツを脱いでいても胸を張れる衣服があるのだ。


そう、着物〜


昨日まで小難しそうな記事を散々書きつけておいて、何やねん!って感じですけども。
まあいいの、今日はおパンツな気分なの。
本来、着物の下にはおパンツ、もとい西洋下着は身に付けないもの。

…なんだけど、自分長らく普通に裾よけ(orすててこ)+ローライズのボクサーパンツを愛用。
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なのでこんな風に裾からげて風呂掃除してたりしたんだったわ…(写真は今夏)

だって洋服を捨てて着物を着る!!と固く誓ったわけでもないし、着物も洋服も好きなほう♪
というスタンスなので、わざわざおパンツまで脱ぐことも無かろうかと。
第一、夜はズボンで寝てるから履いてる訳で、それを着物を着る段になってわざわざ脱ぐのは
それだけ「おパンツ脱いじゃうぞ!」的な気概が必要になるわけで。
それにほれ、何かこう、おパンツまで脱いじゃうと現代人として何か大事なものを
明け渡しちゃうような気がしない?…む、私だけ?

しかし着物を着続けているとそのおパンツさえ脱ぎたくなる日がやってくるものらしく…
着物って基本的に巻きつける→紐でしばるの繰り返しで着ていくわけなのだ。
紐やゆるんでずり下がる事はあれ、上がってくる事はほぼ無い。
対して洋服はゴム。勢いずり上がり、食い込むわけで。
この縦方向の食い込みが…気持わるーい!!

そしてついにXデー。
(けっこう勇気を出して)脱いでみた。


…とまあ普段ならここで写真が入る流れなんだけどさすがに割愛。

うーん…
なかなか、快適ではないかっ
確かにすーすーするけど、着物で重ね着してるから寒いって事もないし。
しかし手持ちの裾よけはポリなので、素肌の次が化繊というのがどうもいかん。
普通着付けのハウツーなんかでは、着物の下着=肌襦袢や裾よけって紹介されるけど、
きっとその下に着るものってあるよね…と調べてみたら、湯文字(お腰、腰巻)なるものが。
楽天で検索したら浅野屋呉服店さんで取り扱いがあったんだけど、
なんと商品ページにかなり詳しい商品サイズが載っているではないのっ
しばらく商品画像とにらめっこ。むむむ…

縫うかっ
img052fb122zik2zj.jpg
じゃーん。もちろんこれ、デビュー前である。
こういう時のフットワークは素晴らしくいいのよね…着物製作はちっとも進まんくせ。
本体は妊娠中に使って洗いこまれたさらしの腹帯。力布には折角ならきゃわゆいものを♪と
京都の古着屋で買った綿反物(手ぬぐい?)の2mくらいの端切れ。
どうも商品画像を見るに力布部分は二重ではないかと思いつつ、洗い替え用に二枚作るのに
布が足りなかったので力布部分も単衣仕立て(?)で強行突破。
まあ手持ちの裾よけも力布は単衣だったし。腰に巻けたら、いいとしよう♪

img2319f7b7zikfzj.jpg
アップはこんな感じ。縫いたてほやほやで糸がぴょんぴょん出てますがっ
でわ、ざくっと以下な感じで湯文字の作り方。
材料
本体部分 さらしや木綿 35cm(多分反物幅だと思う)×130〜150cm
力布部分 同上 12cm×180〜200cm(二重にするなら倍量)
(体型で調節を。今回は本体用のさらしの幅が足りなかったので、力布の幅多め)

1.本体と力布を縫い合わせる。さらに縫い代を折り伏せ縫いするとごろごろせず強度アップ
2.本体から飛び出た力布部分を適当に三角カット
3.カットした力布部分〜本体部分脇を三つ折にして縫い縫い
4.上端と下端は、反物の耳を利用してれば処理要らず。でなければ三つ折して縫い縫い
  (今回は上端だけ縫い縫いしてある)

以上で完成〜。大体一時間くらいかな?簡単ソーイング♪
着る時は裾よけの要領で腰に巻きつけ、三角部分の布をきゅっと挟み込む…らしいんだが
まだ上手くできないので今は背中のあたりで一度からげてから、挟み込んでる。
紐が付いてるものもあるらしい…その方が着易いのかなあ?
上手くやるとコルセット効果で小尻になるらしい(!)が、まだまだ修行が足らんようなり。


ふんどしの方が形状がパンツ似だから挑戦しやすいかな!?
女子のふんどしって、メディアなんかでも取り上げられて今密かなブームらしい…!!
西洋下着を脱ぎ捨てた女子、次に着物に目覚める!な逆効果(?)を期待してみたり。
いやいいよほんと、和の下着。意外とお勧め。風呂掃除はやりにくくなるけどねん。

ほんと無いんだよね、こういうのって!
近所のチェーン系の呉服屋さんに至っては、裾よけも置いてない(!)
この本で「着物を着るのに唯一必要なのは、決意!!」と一刀両断され着始めたのだった。
著者の三砂女史はある日「もう西洋下着は嫌だ!着たくないから、今日から着物っ!!」と
決意され、その日から着物オンリー生活を始められたという強者。
西洋下着が不快ってどういうことかな〜と初めて読んだ時は思ったものだが、
近頃はその気持も判らんでもないような気が。
posted by 湖藤 at 09:28| Comment(18) | TrackBack(0) | 手作りきものまわり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TITLE: Re:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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これは!<br />
私も常々思ってたことです・・・<br />
でも実行できず。<br />
<br />
私は逆に、寝るときは履かない派なんですが、着物となると、何か粗相をして(年寄りみたい・・・)汚しはしないかと不安になり、パンツ履いてしまう★<br />
でも、ノーブラがすんごく楽ちんだから、この際ノーパンになるのもいいなぁ・・・
Posted by 蜜虫8 at 2008年12月18日 08:58
TITLE: Re:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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おぉ〜思い切りましたね!!<br />
私は、どうも下にかぶせる?ものがないとちょっと怖い(笑<br />
昔、着物を着るときに母に「これを穿きなさい」と、出された着物用股われズロース。<br />
おパンツの上から穿きたくなりました。<br />
Posted by きてぃ♪♪ at 2008年12月18日 09:56
TITLE: Re:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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おお〜〜すごくタメになる情報ありがとう!!<br />
そうか、裾よけと腰巻って違うんだ。<br />
たしかにおパンツ脱いで外に出るって現代人の何か大切なもの受け渡した気になるけどなんだかワクワクしそう。<br />
でもいつかそちらの世界へ足をふみいれますわ。
Posted by 梅まり at 2008年12月18日 11:53
TITLE: 案外平気かも
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訳ありて、おパンツなしでスカートのまましばらくいる事態に遭遇したけど、以外にすぐなれました。しいけそうな気がする。<br />
<br />
のですが〜、たまに目眩でひどく気分悪く返事も出来ず(意識はあるのに)救急車呼ばれる事がっ!病院で開けてびっくり、はちょっとヤなので履いています。今の所、どうにか説明し救急車には帰ってもらって運ばれてません。
Posted by x.Nao at 2008年12月18日 15:49
TITLE: おパンツにさよならの日
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そっか〜、やっぱりおパンツがダメになる時って来るんですね。<br />
最初に履かないで着物を着たらスースーして気になって動き方から変わったというのはどこかで読んだのですが、まだその実感までは至らず。<br />
でも興味はあったんですよねー。<br />
私も腰巻と裾除けを混同していた人です。<br />
知らなかった……違うんだ。<br />
でも、裾よけとは違う下着があるのなら、全然OKかも。<br />
そのうちチャレンジってみようかな〜。
Posted by RYPHOWHA at 2008年12月18日 18:00
TITLE: Re[1]:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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蜜虫8さん<br />
確かに!くしゃみをする時は下っ腹にしっかり力を入れていないと大変なことに…!?<br />
しかし一度脱いでしまうと、今度はおパンツめんどくさーい☆
Posted by 湖藤 at 2008年12月18日 20:20
TITLE: Re[1]:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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きてぃ♪♪さん<br />
私も、布が一枚あるとないでこんなに違うのか!!とびっくりしました〜。股われズロース、ありますね。股われショーツとか。おパンツのおパンツたる部分を放棄しているような気もしなくないんですが。履き心地どうなんだろう…?
Posted by 湖藤 at 2008年12月18日 20:24
TITLE: Re[1]:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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梅まりさん<br />
湯文字の事腰巻とも言うし、でも裾よけのことを腰巻とも言うみたいです〜。腰に巻くもんだから一緒だってことなのかな!?<br />
いつかこちらの世界へおいでませ♪
Posted by 湖藤 at 2008年12月18日 20:28
TITLE: Re:案外平気かも(12/18)
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x.Naoさん<br />
馴れるものみたいですね!最初はすーすーしてるな〜と気になりましたが、どのみち穿いててもパンツがパンツがと気にしてたので…不快感から解放された分気分すっきりかな!?<br />
でも確かに出先で行き倒れないようには注意しなくては…
Posted by 湖藤 at 2008年12月18日 20:31
TITLE: Re:おパンツにさよならの日(12/18)
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RYPHOWHAさん<br />
女形さんが舞台に上がる時は脱ぐ、とかいう話も聞いたことがあります。それでしなっとした演技になるとか…<br />
私も裾よけのさらに下に穿くものがあるらしい、というおぼろげな知識はあったのですが腰巻とお腰と裾よけは一緒だと思ってました!
Posted by 湖藤 at 2008年12月18日 20:36
TITLE: わたしはブラが
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着物を日常的に着るようになった理由のひとつが、「ブラを付けるのがもうイヤ!!」ということでした。<br />
パンツの締め付けはそこまで気にならないけど、とにかくブラジャーがたまらなく嫌で・・・。<br />
そうかあ、湯文字もいいかなあ・・・ちょっと試してみたくなりました(笑
Posted by おつう at 2008年12月18日 21:44
TITLE: Re:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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私も考えてました!<br />
では、生理もあがってしまいましたので(ほんとうよ!40歳で打ち止め)、も少し暖かくなりましたら、やってみます。
Posted by Kchen at 2008年12月18日 21:46
TITLE: Re:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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腰巻の実物(ていうか写真)初めて見ました。ふんどしを手作りしようかと考えていたので、これはすてきな情報です!<br />
肌触りのいいモスリンとかで作ったらいい感じになりそうですね。モスリンは縫うのたいへんかな?
Posted by 山田屋千 at 2008年12月19日 00:29
TITLE: Re:わたしはブラが(12/18)
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おつうさん<br />
ブラもしんどいですね〜!着物着る時はスポーツブラなので、たまの洋服、ワイヤー入りのブラは締め付けが苦しいっ。こんなん毎日つけてたのかすごいな私〜と感心します…。
Posted by 湖藤 at 2008年12月19日 07:45
TITLE: Re[1]:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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Kchenさん<br />
うーん、生理問題!私は最近復活してきたのでさすがにその日だけはおパンツをはかねばですね〜。暖かくなったられっつとらいで♪
Posted by 湖藤 at 2008年12月19日 07:49
TITLE: Re[1]:おパンツを脱いで街に出る 湯文字を手づくり(12/18)
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山田屋千さん<br />
ふんどしも手づくりできそうですよね♪布に紐付けるだけで出来そう…!!モスリン生地は古着の襦袢で持ってますけど、薄手で張りもあるし、縫いやすそうな生地でしたよ〜
Posted by 湖藤 at 2008年12月19日 07:52
TITLE: もしや湯文字って
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初めましてチェルシーです。<br />
<br />
最近 着物に関心が向き、こちらのブログを読んでます。<br />
とても参考になることが、多くて感謝してます。<br />
<br />
私も、三砂さんの本を読んで 家でノー○で 着物を着てみたら 心地よくて、着物の下着はお腰なのだと実感しました。<br />
<br />
ところで、湯文字って、もしや 生理用品ではございませんんか? 全くの想像なんですが、下着(お腰)に下着(湯文字)を重ねるって、ことは 寒さ対策か 汚れ対策。<br />
<br />
いくら柳腰がカッコいいからって、コルセット代わりに普段着物に湯文字、ぎゅうぎゅう巻くって、ピンとこない。<br />
<br />
<br />
お腰を洗うより、湯文字の方が楽だし、少ない布で済むので<br />
洗い替えも 何枚も作れる。<br />
<br />
というわけで 生理の時に少しでも、着物や襦袢を汚したくない女心から生まれた下着なのではないでしょうか?<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
Posted by チェルシー at 2010年05月08日 16:38
TITLE: Re:もしや湯文字って(12/18)
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チェルシーさん<br />
初めまして、ブログお読み頂きありがとうございます♪<br />
着物の下着ってあまり情報が落ちて無いので謎だらけの世界ですよね…まあ着るものだし、これっ!って正解も無いものかとも思いますが。<br />
裾除け・湯文字・お腰…と色々呼び名はありますが、襦袢の下半分の働きをするものと、下着の役目をするものとあるのですよね。私は二部式襦袢の下(=裾除け)や、長襦袢の下に湯文字を履きますが、湯文字&お腰といった下着のダブル使いは基本的にはしないです。真冬は防寒対策で、襦袢の下にさらにネル裾除けをして、湯文字しますが。逆に真夏は暑いので、麻の裾除け一枚で湯文字なしだったり(笑)<br />
<br />
湯文字の存在意義、ものっそい個人的な考えですが…襦袢として機能する裾除けは、裾から見えてもいいものでないとアレですので、下着というよりはチラ見えOKのペチコートみたいなものかなと…。今は化繊もあり気軽に洗えるけれど、昔は襦袢地の他に着ふるした着物を仕立てなおしたり、それなりに「見えてもイイ」良い生地を使っていたのではないかなーと思ったりします。<br />
おそらくガンガン洗うような対象ではなかったと思いますので、生理時のみならず、平時から洗濯回数を減らすために下着を付けたろうと思います。生理時じゃ無くてもオリモノとかありますし。それが湯文字やお腰じゃないかなと。さらし木綿とか、てぬぐいとか、着つぶした浴衣とか使ってたんじゃないかと思いますです。<br />
三砂さんは月経コントロールの本も出されてますけど、生理時裾除けのままで過ごす人もいたそうですが、生理帯?ってふんどしみたいなの付けてた人もいるみたいです〜。当時の人に直接聞けないから、真相は謎ですが…(汗)
Posted by 湖藤 at 2010年05月09日 23:20
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