2019年06月22日

娘ちゃんの着物はじめ2 練習用の着物と帯のチョイス

前回までのあらすじ:
ひとりで着物が着たい…って言いだした娘ちゃん11歳、お母さんは着物と帯を出してきました

P_20190302_180949_vHDR_On.jpg
出してきたのは軽いウールの単衣とペラい単の四寸帯(献上柄だけど博多織かどうかは不明)。
一応これまでの自分の経験より、これが最適ではと思われる理由がございましてな…

P_20190407_102421_vHDR_On.jpg
こちらはお出かけに私が着せた時の。

まずウールの着物、ウール素材は程よくすべりが良い&でも程よく硬さもあるので着付けやすい(個人的感想)
小紋などの絹の柔らかもの(&その風合いを再現するポリ着物)はすべりは良いけれど柔らかいので手が慣れない
初心者のうちは生地がするする滑って落ちがちかなあっと。ウール以外なら紬なんかも練習には向きそうかなっ
それも無ければ浴衣や、木綿の着物もありかと。ただウールや紬よりより生地が固くすべりが悪くなるから、
決めたところにピンポイントで生地を持ってこれない初心者のうちはもたもたしちゃう…かも。

帯は半幅帯。最初から名古屋帯でのお太鼓をやると娘ちゃんの心が折れる可能性があるなと(笑)
カフェで着方教室をやっていた時は、基本お太鼓+オプションで半幅を練習してたんだけど、これはせっかく
レッスン代を(カフェでのランチ代程度でしたけど!)かけてもらうなら難しいお太鼓を練習した方が
いいかなーと思って…でもお太鼓出来なくても半幅で着られるようになったらバンバン着てくださいねって
お願いしてたかな。着物は場数ですからね場数…

というわけで、娘ちゃんにはまずは自分の手で着物が着られる達成感を手っ取り早く(?)得て欲しいなーと思ったので、
帯結びのバリエーションが選べる半幅帯をチョイスしましたよ。素材は適度に張りがあって形を作りやすく、
ジュニアの身体でもゴワゴワしない(と思われる)ペラい単の献上柄を。んで長さは3m半ほどの短め!

img5167e302zik7zj.jpg

こちらはかるた結び。(遠い昔の記事から引用)

半幅帯にもいろいろ素材や仕立て方があるけれど、現代ものの半幅の主流である4mくらいの帯は羽をたくさん
作ったりする華やかなアレンジ結びには向くけど結ぶのはちょっと難しめ。(お太鼓ほどじゃないと思うけど)
対して難易度の低い「かるた」や「矢の字」は短くて張りのある素材のほうが形が保ちやすく、結びやすいのでねっ。
表と裏を違う生地で仕立てている小袋帯はリバーシブルでオシャレ度は高いけれど、総じて帯自体がごつくなるので
単(裏表が別の生地じゃなく一枚ものってことですわ)のペラッとした帯を選びましたぞ。


…もちろんこの素材、この仕立ての着物or帯を選ばなければ着付けを練習することは叶わない!!
なんてことは全然なくて、装備に選択肢が無ければ手元にあるもので始めればオッケー。。と思うんですが、
選ぶ素材や仕立てによっては着付け練習の難易度が変わってくるっていうのはあるかなっと。

そうそう、もちろん自分の身体の寸法にぴったり合う誂え物など、マイサイズの着物があれば理想なんだけど、
今回は手持ちの中でそこそこサイズの近そうな小さめ着物をチョイス。軍資金が潤沢であれば最初の着物に誂えを選ぶ、
なんてことも出来るかもだけど先立つものは無い&成長期のお子様にはサイズアウトのリスクが高すぎるなっと…!


これから着物を練習する方にも、最初の着物は何を選んだらいいのかな?と迷う方も居られるかも。
最初の一枚は何でもいい、と言っちゃえばそうだし、最初の一枚こそこだわるべき、という見方もある。
娘ちゃんの最初の一枚はこんな風に選んでみたけど、タンスやお財布や着る人によってベストな一枚は違うかも。
何かの参考になりましたらっ!





実家のタンスに入ってたお下がり着物一式とか、えいっと買った着物セットとか、これが着たいんじゃー!と
一目ぼれしてしまったアンティーク着物とか、なんか色々あってそれでいいかな、とも思うわけなのです。ええ。



単の半幅帯って、お下がり着物にはちょこちょこあるんだけど市販品はあまり見ないような…
比較的流通しているのが博多の献上柄かなあ。こちらはポリエステル製だそう、締め心地はどんな感じなんだろう。
posted by 湖藤 at 19:16| Comment(0) | きものとこども | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。