2015年10月22日

きものサローネ二日目 100体スタイリズム展へ

きものサローネの記事その2ですっ
一泊二日の出張だったので、この日は朝から。

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二日目は綿麻で。
真っ黒の帯も綿麻へこ帯。うっかり襦袢を麻襦袢一枚しか持ってきてなかったので期せずして夏モードの取り合わせに。さすがに秋の足音聞こえる10月、体に風の冷たさが染み渡る…ッ!
真夏はこの、着物の中を風が吹き抜けていく感じが涼しいのだけど、お外に出たくない感じでしたわん(汗)

働いてる風の写真撮ってもらってた!
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三重仮紐使って、くっしゃくしゃのお花結び。このへこ帯、ちょっと長めに仕立てたのに加えて前日のスカーフも一緒に挟み込んでボリュームたっぷり。起き抜け寝ぼけまなこでかなり適当に結んだので再現性は限りなく低いけど…真っ黒へこ帯を作ったちくちく記事も後で載せやう。

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この日は新之助上布も出品した100体スタイリズム展の初日でもあったので、見に行かせてもらいました。

着物がズラーーー
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どうやらカラー・テイスト別に分けて展示してあったようで、すごーくカラフルで派手な着物たちからシックで色味を抑えた着物までたくさんありましたわ…駅直結の地下道だったから出入りも自由で、通りがかった人も気軽に立ち寄ってみていける感じだった♪

出品した新之助上布の麻着物コーデはこんな感じ(モノトーンコーナーに入ってた)。
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白黒のチェックでシックにスッキリを目指してみましたん。
このあと下のスタイリズム展を見て面白そうと思って来てみました、という方がブースまで来てくださったりして嬉しかった…!

会場にはほんっといろんなテイストの着物があって、カジュアル、フォーマル、衣服に衣装、好みもいろいろ…着物の世界は幅広いなあ、と会場をぐるぐるぐるぐる何周も回っちゃった。眼福…!

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会場の目の前にあった千疋屋のカフェで一服。桃が美味しかった〜

サローネ、SNSなんかでは必ずしも賛同意見だけじゃないところもあったようだけれど…個人的には作るひと、売るひと、使うひと、広めるひと…一つの方向を向けない要素がここまで集まれる機会ってなかなか無いんじゃないかなと思ったよ。私自身、自分自身がいちユーザーとして縫ったり着たりする人であり、新之助上布のスタッフとして商品を作ったり売ったりする人であったりするのだけど…それぞれの立場から見た最もよい着物の世界って、ちょっとずつ違うよね。
みんなが同じ方向を向いている閉じた機会、だけでは起きない化学反応もあるんじゃないかなと思うし、サローネみたいに様々なひとやものがつながる機会を通して着物がもっと良くなるならいいなあ…と思ったのでした!




千疋屋のお店って初めて行ったけど、反物買えそうなメロンとか宝石みたいなブドウとか、庶民には衝撃の高級フルーツが並ぶ夢の世界であったわ…(震)
posted by 湖藤 at 09:00| Comment(0) | 新之助上布とお仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月19日

きものサローネ2015に行ったよ

お久しぶりの更新ですわ…ばたばた忙しくてひと月以上空いちゃった(汗)
夏前に縫ったリネン単衣のちくちく記録も書いていないし(震)秋からは記事のUPがむばりたい所存…!

さてすでに終わってしばらくたつのですが、再び東京へお上りさんしてきたのでその話でもっ。
日本橋で開催された着物サローネでお店番してきたのですわん。

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初日のお昼ごはんは山菜そばにするはずが思わずコロッケそばに。

秋にひらかれている東京のきものサローネ(公式HP)、もう5年目?6年目?なのかな?日本最大級の規模の着物イベントといっても過言ではないのではないかしら。なんだか年々規模が大きくなっていっているような感じも…!?
着物の企画展示やステージイベントはもちろん、今年は着物だけじゃない有名人の方々のショーやトークイベント、コンサートなどのイベント(有料)も充実してて、すでに着物を着ているユーザーさんだけじゃない層もターゲットにしていたみたい。私は日程的にこれらのメイン会場でのイベントには行けなかったのだけど(ピチカートファイブの野宮さん見たかった)それくらい、一日では見尽くせないくらいの規模だということよね…!

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てくてく日本橋へ向かっていたらものものしい雰囲気の建物があって何だろうと思ったら日本銀行でした。
に、日銀や…!!と一人興奮しながら(田舎者)会場へ。


私めは会期前半にあったきものの展示、販売イベント(きものマルシェ)のお店番に。
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二日間こちらに潜んでました。
今回は新之助上布は「産地の着物」に分類されたので、ちょっと高級な雰囲気のおキモノたちに囲まれつつ普段着カジュアル感全開で(汗)そんななかお隣のブースの丹後ちりめんの方に反物に触らせていただけたのだけど、とろりんほわんほわんの肌触りにふわあぁぁ…!と昇天しそうに…!!
絹っていいですよね……ッ(恍惚)

平日だったけど初日からたくさんの方が来られててびっくり。着物の人、洋服の人、スーツの人…そうそう、話には聞いていたけれど一般のお客さんも着物関係の業者さんも普通に入り乱れててまたびっくり!かく言う私もフラフラ〜と他の出展者さんのブースを物色しに行っていたのだけれど…(笑)
新之助上布は麻&綿麻の春夏特化モノ。しかも秋時点では来年用の生地は制作途中で新作もあまり出せない…なのでこの時期の出展はとにかく知ってもらうため、というつもりでいたはずだけれど、季節外れの麻アイテムを購入していただいた方が結構いてくださってありがたかったなあ…!

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この日はデニムで。販売スタッフとしては自分とこの着物を着るべきかと思いつつ、気温には勝てず(秋)

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帯は新之助上布の綿麻を半幅帯に仕立てたもの。後ろは角出し風に結んで、スカーフを帯揚げ風に。どピンクの三分紐には清水焼のブローチを帯留めに。着物も帯もあまりパンチがないので、小物でバランスとる作戦…成功した…のかな?

地元の工場ではなかなかお目にかかる機会の無い東京のお客さまや、新之助上布の仲間たち(?)にも会うことができて、夜まで楽しかったのでした!




こういった帯留め金具を手に入れると、ブローチが帯留めになったり小物をくっつけて帯留めを作ったり…
いろんなものが帯留めに見えてくる病気にかかるのです(笑)


魔がさしたと思いきや結構おいしかったコロッケそば。しかしソバとイモのダブル炭水化物にフライの油、
胃に対する破壊力抜群!そしてうどん文化の関西人として東京のおそばの味を確かめたかったのに
なんだかコロッケがすべてを吹っ飛ばしたので、次は普通のおそばを食べようと決めたよ…(笑)
posted by 湖藤 at 09:21| Comment(2) | 新之助上布とお仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月27日

京都大塚呉服店さんに行ったよ その2

大塚呉服店さんの紹介で終わった(笑)前回に続きまして…
こんな着物着ていきましたの巻。

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土日実家に泊まっていたのでお泊り着物はいつもの!な木綿プレタ。
少々汚されても平気〜なお子様のお世話優先な普段着物でございまする。
そうそうこれ最初買ったときは身幅余って困る位だったんだけど…現在、かなり良い感じのサイズ感に(汗)
もちろん着物のサイズは変わってない、中身のサイズがかわっt(略)
着やすくなったのはうれしいけど、ガバガバで困った頃に戻りたくも、ある…ッ

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半幅帯は三部紐に帯どめつけて(これ100均のパーツで作ったでござる)、半衿は柄物の端切れ。
おおぅ…いつもの感満載(笑)

ここから、新之助上布スタッフとして自分とこの着物にお着がえ〜
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こんな感じでお店にいてましたん。
綿麻着物はマイサイズでお仕立てしたもの。木綿プレタも着づらくはないけど、お仕立てしたのは
生地が余らないから、余った生地を寄せて集めてこっち押し込んで…のひと手間がいらないね!スッキリ〜
(しかしこのまま中身が増量を続けるとスッキリがピッチピチになる恐れが…ッ)

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美容院行けなかったのでちょんまげ状態。。

帯も同じ綿麻生地、兵児帯でくしゃくしゃっと。
着物が地味なので、帯で何とか可愛さを演出せんとする作戦で…!
お花みたいなくしゅくしゅ結び(名前あるのかな?)は、三重仮紐って便利アイテムがあれば
結構かんたんなのだ。結び方はまた後日載せるかも?

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こうやって自分がデザインした生地を着たり、お店にディスプレイされるのを見るのは不思議な感じ。
オサレすぎて元は自分のだけど、自分のじゃない感じだわ…!


週末二日間お店に立たせていただいたのだが、「着物いいな…でも気軽に・自分では着られない…」という
感じの方とたくさん出会いまして…えいやっ!って着てみたら、案外大丈夫なものなはずなんだけどね〜
でも最初の一歩って踏み出しにくいよね、私も初めて自分ひとりで着物を着て外出したとき、
郵便局に行って帰るだけなのにどれだけ勇気を振り絞ったか(笑)

東山の界隈には(レンタルだけど)着物姿があふれていて、新しい着る機会ができているのかな?
という気がしたよ、「ちょっとしたパーティー」などよりは余程現実的な着る機会が生まれているような…
そこで生まれる「着てみたい」「持ってみたい」にくっ付いてくる「でも…」を、思わず乗り越えて
みたくなる、カッコイイ着物を用意できるようになれたらいいな、と思ったのでありますよ!


こちらのTLサイズ着てます。
年々サイズ感が着やすくなっていく(私の体の方がな!)のでもう一枚欲しくなりかけている(よくない)


三重仮紐、町の着物屋さんの店先ワゴンなんかにも入っているよ。
半幅帯や兵児帯の変わり結びに使えるのよねっ
posted by 湖藤 at 14:00| Comment(2) | 新之助上布とお仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月24日

京都大塚呉服店さんに行ったよ その1

お出かけ記事書くよ!

もう先々週くらいの勢いになるんだけど、京都にある大塚呉服店さんへ行きましたん。
新之助上布のフェアをしていただくことになったので、新之助上布のスタッフとして店頭へ〜

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初めて訪れた時何このステキ立地…!!と震えた、観光地ど真ん中なお店です。

大塚呉服店さん、って名前は古風?な感じだけれど、中身はとっても新しい感じ。
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お洋服屋さんのよなオープンなガラス張りウィンドウ、靴のままさくっと見て回れる店内(試着室あるよ)
雑貨屋をほうふつとさせるナチュラル系ディスプレイ、すっきり分かりやすい最終価格での表示、
名前とは裏腹な太物屋さん的品揃え(洗える着物が中心)そしてオサレで若い着物のスタッフさん…
着物はまだ持ったり普段に着たりしてないんだけど、でも着物いいなと思ってる…という
着物予備軍の若い女の子が、ふらふらりと吸い寄せされるように入ってくる、そんなお店。
気になる方はHPで見てみてね。神戸や新宿にもお店があるそうな。
HPはこちら→ http://www.otsuka-gofukuten.jp/

モダン着物梅屋さんのフェアの時にお邪魔したことはあったんだけど、今回ご縁あって
新之助上布のフェアをしていただくことになったので、私は土日にお店に立たせていただきましたん。
普段はウェブでの販売ばかりだから、とっても久しぶりの店頭販売は色々勉強になりましたわ…!

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清水寺のお近くという立地なので、お店を出て少し歩けばこんな感じに。
久しぶりにこの界隈を歩いたんだけど食べ歩きメニューが充実していたり、雑貨屋さんが増えてたり…
一番驚いたのが着物レンタルのお店の多さ!駅からの道中も合わせれば10店舗近く見たような?
そしておそらくレンタルの人だなーという着物姿の人たちがすごいいっぱいいた…!!
着物を着せてもらって、風情のある街並みを散策し、買い物をしたり食べ歩きをする…
ここ数年の変化なのかな?そんな観光メニューがすっかり定着しているように感じたなあ。
以前舞妓さん変身でこのあたりを歩いたけど、舞妓さんの姿では買い食いはしづらいよね(笑)
その点小紋や浴衣を着せてもらってぶらぶらするというのはアトラクションとして
とても受け入れやすいのかもしれないなあ〜と。

着せてもらって、が自分で着て、になり、貸してもらって、が自分で選んで所有して…に、なったら
いいなあ…!と思ったのでありました。自分で着られる道筋がつくレンタルなんていうのはないのかな?

長くなったのでこんな着物着てたよーは次回でっ



レンタルというと↑こんな感じで礼装を一回限りで…というイメージがあったんだけど、
清水近くのレンタル着物は、ほんとに小紋に変わり結びの半幅やお太鼓、といった感じで
街歩き用の衣装なんだなあと。興味深い…!!


3000〜5000円くらいでレンタルできるようだったけど、探せば一万円くらいで着物フルセット売ってたり。
(ポリのプレタだから人によると素材感やサイズ感で着付けハードル高めになるかもだけど)
色柄がとってもかわゆくかっこよくなれば、ちょっと練習してみようと思う人も増えるのでは…!
新之助上布もがんばらなくっちゃなあ〜
posted by 湖藤 at 08:13| Comment(2) | 新之助上布とお仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月12日

お仕事のこと

案外に間をあけず更新する気になりました(汗)湖藤です。
先日の更新をどこにもお知らせしなかったのにコメントが付いて、こんな放置ブログを
巡回してくださっている方がいらっしゃるらしいことに驚きましてございますよ…
ありがたやありがたや〜

で、前回の記事での着物に対する姿勢がちょっと変わったという話を書いたんだけど、
なんのこっちゃ分からなさそうなので今の自分のお仕事のことなど書いてみようかと。
0616有楽町3

(これ新之助上布にかかわり始めた時くらいの写真。懐かしや)

わたくしただいま織物工場で働いております。
麻の着物地を主に生産しているところで、そこでウェブショップでの販売をはじめ
(ここらへんの経緯はこの記事が入ってるカテゴリをさかのぼれば出てくるかと)、
その後ウェブ販売以外にも色々こまごました仕事もするようになり、
今では商品の企画やデザイン、催事や取引の打ち合わせ、ウェブ販売に広報、はたまた機織りの周辺作業…と
(羅列するとすごそうだけど、それほど大したことは出来ていない様子)
いったい何のお仕事してるんだと聞かれると、う、うーん?と首をひねってしまう状態に(汗)

ちなみにこのブログは私個人の着物の覚書と感じたことの記録なので、お仕事のことはあまり
書いておりませぬ…お仕事の宣伝やお知らせなんかは切り離して別ブログにしてあるので、
チェックしたい方はこちらでどうぞ↓
新之助上布webshophttp://shop.shinno-suke.com/
新之助上布ウェブショップブログ http://blog.shinno-suke.shop-pro.jp/

そんなわけでバタバタと作業着←→部屋着の着替えを繰り返し、休日は燃え尽きた灰のようだ…な日々に、
「着物を着る」がなかなか入ってこない…ということもあるんだけど。

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(生地のデザイン考え中の図)

何だかこう…作り手側に立って見る景色って、色々とジレンマに満ち溢れていてね…!
自分がいち消費者としての起こす行動に、もう一人の自分がもやもやしたりうわあぁ…っ!となったり。

特に新之助上布の生地のデザインをするようになってからは、おされな着物って好きなんだけど、
まともに見られなくなりましたわ…以前はいいなーこの生地カワイイ(カコイイ)!着たい!だったけど、
良いなーこのデザイン、作りたいわー!になってしまい、うっかりするとデザインをそのままコピーして
しまうのではないか!?と、着物の生地や商品や人様の着姿も見ることを避けるようになってます(汗)
そして見ないと着たくもならないっていうね…
(ちなみに自分のデザインは突っ込みどころが満載すぎてなかなか着る気を刺激しない罠)
これはひとえに自分のデザイン力の足りなさだろうと思うので、スキルアップするしかなさそうだ…

そんなわけで好きな気持ちやら、もやもやする気持ちやら、色々と抱えつつ毎日着物と相対しているので
ありまする。以前よりは機会が減るけれど、これからも着たいなっ!と思った時に着たいと思います〜
posted by 湖藤 at 13:11| Comment(0) | 新之助上布とお仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする