2021年01月10日

ミシンで縫う襦袢作り方 準備編5 生地の裁断

洋裁型紙&ミシンを使って洋服地でお襦袢縫うシリーズです。
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型紙出来たー!!というわけでやっと生地登場。
今回縫った時はここからのスタートだったのよね。(生地の水通しと型紙づくりは前にやってた)
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型紙乗せてバリバリ写していきましょ。

今回は左右の後ろ身頃〜左右の前身頃一枚断ちで1枚、袖2枚、下衿左右2枚、衿1枚で裁断。
元付けする半衿は別のリネン生地から調達してきました。
衿以外は基本左右2枚必要なので、左右で型紙反転させるのお忘れなく!
私は和裁の裁ち図と同じようにパーツを配置して型紙も裁断しちゃうけど、生地幅そのまま使う
和裁よりは型紙のほうが配置の自由度は高いので生地の都合や柄合わせの希望などで
型紙の置き方は工夫してみてくださいな。

チャコペンで書き書き。
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チャコペンは洗ったら落ちる(らしい)のでじゃぶじゃぶ洗濯予定の
普段着襦袢(着物)縫うときはチャコペン使いまくります。

広いスペースが和室しかないけど畳の上は線が引きにくい……!!!

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型紙には縫い代が含まれてないので、縫い代をつけるのお忘れなく。
基本的に縫い代は1cmで大丈夫だけど、裾回りと三つ折り縫いで仕上げるところは縫い代多め。

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身頃と下衿の裾(ピンク)のところは2cm〜幅広の三つ折りにする場合は縫い代3cm
三つ折り仕上げにする下衿の衿下と袖の袖口ぐるっと一周(ブルー)は2cm縫い代をつけてるよ。
あと衿の先1cmでも問題ないんだけど、私何故か衿の長さが足りなくなって困りがちなので
(多分縫うのが下手過ぎてずれて寸法が変わるため)衿の先の縫い代は3〜5cmくらい長めにとってます…
余っても縫いこむか切り落とすかすればいいしね(汗)

ハッキリ申し上げてここが洋裁で縫う襦袢(着物)1,2を争う山場になります。
生地裁断して衿付け出来たらあと楽勝なんで頑張って…!!!

床を這いずり回ること数時間の戦い(欲張って一度に2枚縫ってるため作業量倍)
全てのパーツが生地上に写せていることを確認し、ハサミを入れていきましょう〜
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どこに線あるんか全然わからへん!!なりながら切っていきます。緊張。

次回生地が切れたらついにミシン登場!生地端の処理しますよー





以前仕事場で生地を切るのに使ってた裁ちばさみこんな感じだったわ…
良い裁ちばさみ、シャッキシャキ言うので切るの気持ちいいよね。
生地用のはさみは生地を動かさずに切れるよう持ち手の角度も工夫されているのだ
(ごく初期の縫いはじめは事務用ハサミで四苦八苦して生地切ってた気がする)



チャコペンは生地の色に合わせて数色持っておくと便利。
しかし今回の多色プリント生地、ほんとにチャコ印が見づらかった…!!




posted by こ藤 at 19:00| Comment(6) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月06日

ミシンで縫う襦袢作り方 準備編4-2 型紙の書き方〜前身頃・衿

洋裁型紙&ミシンを使って洋服地でお襦袢縫うシリーズです。
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洋裁なので型紙使って縫っちゃうよ!というわけで型紙から作る長い道のり…
襦袢型紙の作り方2回目、袖と後ろ身頃を作りまして前身頃と衿周りに取り掛かりまっす。
寸法取りの関係で前身頃→下衿→衿の順番で書いていきますね。


では前身頃から。

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1.後ろ身頃と同じ寸法で脇線を書く
2.前幅の寸法で裾線書く
3.肩幅で肩線書く(後ろ幅寸法から衿肩開き寸法引いたら肩幅)

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4.肩線から15cm下がったところで衿肩開きから -1cmして、肩線からつなぐ
裾線から身丈の半分上がったところまで前幅と同寸でつなぐ
5.2と3の間を結び、裾までの長さを測る(下衿付けの寸法になる)

前身頃、4の工程がちょっと難しいかも…!上と下から線を伸ばして、5で残りをつなぎます。
5で測った長さが下衿の型紙で使う衿付け寸法になるのでメモってね。


そして寸法をメモし下衿へ。
これもっと実物は細長いな…

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1.前身頃で測った衿付け寸法を書く
2.下衿幅(衿先寸法Cと同じ)で裾線書き、70〜80cm同寸法で上がる
3.残りを斜めにつないで長さを測る(衿付けの寸法になる)

衿下が70〜80cmで任意の長さなんですけど身長で加減するそうで。
私170cm程度あるんで80cmでいってみましたが縫いあがったら75cmくらいになってた…あれ…?
平均的な身長の方なら70〜75くらいでいいのでは。
3の長さはまた次の衿の型紙で使います。

最後、衿ですよっ
これももっと実物は細長いね。

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1.肩回りの衿幅(A)書く
2.衿肩開き+繰り越し+15cm下がったところで剣先の衿幅(B)
3.下衿から測ってきた寸法下がったところで衿先の衿幅(C)にして線をつなぐ

これで理論的には衿の長さが足りる……はずなんだけど縫うときに微妙にずれたりするのか、なんか少し足りない!?
とかなるので(私だけ?)裁断の時に衿先の縫い代たくさんつけて裁ってたりします…
(多分それで衿下の長さが短くなっちゃったもよう)

あと半衿を襦袢衿に一緒に縫い付けちゃいたい場合は、この衿の型紙を使って半衿も裁ちます。
和裁の場合は余った反物の生地端が衿の中に納まり芯代わりになるんだけど、洋裁だとそれが無いので
一枚生地の薄い衿になっちゃう。襟元をシッカリ決めたい場合は少し頼りないかもね。

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この白い半襟は襦袢衿と一緒に縫い付けられちゃってるのだった。
生成りのリネン付けてます。

しっかりした衿に仕上げたい場合は芯になる生地を別で入れたり、接着芯を貼って縫うという手もありそう。
私は衿本体には芯を入れたりせず、別生地を半衿として重ねて衿付けの時に一緒に縫っちゃってます。
以前に縫った洋裁襦袢の時もそうしてて、違う半衿を付けたい時は上から縫い付けちゃう。
そんなにゴロゴロしたりも無いので不自由はないかな。
ただし直付けの半衿なので外して洗うことが出来なくなるからそれがデメリットかも。

次回やっと生地が登場!裁断します。




お裁縫道具ってお洒落で良いもの使うほうがモチベが上がるよな〜〜
と思いつつ、無い!すぐ要る!ってなると焦って100均とかで買ってきてしまうな…
プラスチックのピンクのメジャーに罪は無いのだが…



わあ、可愛いミニサイズの糸切りばさみ〜!!

posted by こ藤 at 19:00| Comment(0) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月03日

ミシンで縫う襦袢作り方 準備編4-1 型紙の書き方〜袖・後身頃

洋裁型紙&ミシンを使って洋服地でお襦袢縫うシリーズです。
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かなり間が空いてしまった(汗)お正月お休みを利用してお久しぶりに取り掛かりますっ。
ミシン和裁着物の時みたいな数年がかりにならないようにしたい気持ち(気持ち)
別に作るのが難しいわけじゃなくて縫えば早いのよ、縫えば…!書くのが遅いだけで……!!


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それでは早速本題へ、襦袢の型紙の書き方です。

襦袢の型紙、全部で5パーツ作るよ!
・袖
・前身頃
・後ろ身頃
・衿
・下衿

着物の型紙と共通するところが多いけど、着物に無いのが「下衿」。着物で言うところのおくみですね。
関東仕立ての襦袢だと下衿と前身頃がつながって一つのパーツになるようですが、今回のお襦袢は
前身頃におくみのように下衿パーツをくっつける関西スタイルです。

ではお袖から見ていきましょ。
今回の型紙には縫い代含まれてないので画像の実線=縫い線(?)でよろしくでっす。
あと画像の縮尺はテキトーなので実物の型紙と色々違いますがご容赦を!

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1.2.袖丈×袖幅のサイズで袖山(点線)で”わ”になる長方形を書きます
3.袖付けの印付け

着物の袖よりも一回り小さくなるイメージですな!
実際のところ私の場合縫ってるうちにずれてくるから仕上がると逆に着物より大きくなってたり
するわけですけれども…(しろめ)袖付けの長さが長いと着た時脇から謎にはみ出てきます。


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最終的には袖口にあたるところをちょびっと縫い留めるものではないだろうか…(縫わない)

今回の襦袢の袖口はぐるっと一周三つ折り縫いで仕上げちゃうので、大きく開いたまま。
なので着物の袖丸みと袖口の寸法は使わなくてOK。
ミシンで(洋服ほどではないにしても)小さい袖口縫うのって難しいしありがたい!


お次は後ろ身頃。

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1.身丈の長さを縦に書く
2.後ろ幅の寸法で裾線を書く(直角になるよう気を付けよう)

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3.肩幅の寸法で肩線を書く&衿周り(縦に繰り越し&横に衿肩開き)のくりぬき書く
4.肩の先から袖付け寸法+身八ツ口寸法を足した長さ分下がり、そこから裾まで後ろ幅と同寸で脇線を書く
肩から残りは斜めに線を引く
5.袖付け、身八ツ口どまりの印付け

身丈だけぐっと短くなるけれど他は着物と同じ寸法を使うところも多く、形もほぼ同じ。
後ろ幅を広げると身幅が広がることになるのでゆったり着たい場合は+しても良さそう。
逆に衿肩開きは着物より少し狭くなってますな。着物の衿の内側に襦袢の衿が来るから、ここの開きが一回り
小さくなることで半衿がきれいに出るなど、襟元が良い感じに決まるんだろうな。

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あと私もそうなんだけど裄の長い人など後幅と肩幅の差が大きい(およそ5cm以上?)人の場合、
通常身八ツ口どまりからはじまる肩の斜め線が、身八ツ口よりもっと下からはじまってる場合がありましてな。
この場合、着物の幅出しが身八ツ口の下何センチから始まっているか確認して、襦袢も合わせてあげてね。

これ反物の端を縫いこんじゃう和裁上の都合でそうなってて(急な角度変更が縫いにくい)
型紙洋裁スタイルだと角度問題なく縫えてしまう部分ではあるのだけど、斜め線の角度が合ってないと
肩幅・袖付け等の寸法があっているにも関わらず脇から襦袢がはみ出てきちゃうんですよね…(経験あり)

詳しくはこちらのエントリーもご覧くださいませー
ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 しるし付け編2 後ろ身頃その2

私は身八ツ口どまりから20cm下から1cm幅出し、身八ツ口どまりから肩までで4cm幅出ししてます。

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ちなみに今回のお襦袢では後ろ身頃〜前身頃までこんなふうに一枚断ちしているよ。
後ろ身頃は↑画像の後ろ身頃の型紙を左右対称に並べて裁ち、それぞれの肩山で前身頃とつながります。

これ反物で縫う場合は反物幅の関係があるので前身頃と後ろ身頃は肩山でつながって裁つものの
必然的に左右の身頃は2枚別に裁って背縫いで縫い合わせることになるのだけど、
洋服地は生地幅がたっぷりあるので後ろ身頃を一枚で裁つことも出来るんですな〜
一枚断ちすることで背縫いが無くなるので、縫い目がお尻から裂ける心配がなくなるのだった!

ただこれをやると身頃がとっても大きなパーツになっちゃうので裁つまでが大変&
型紙配置しずらく生地のロス増えるかもなんで後ろ身頃を一枚断ちするかどうかはお好みで。。


次回、前身頃と衿、下衿します!





型紙用のハトロン紙、20mあるらしい!長い着物の型紙でも安心そう…
これに方眼入ってたらな〜〜



直線がめっちゃ多い着物の型紙、方眼入りだと製図が断然楽なのだった。





posted by こ藤 at 13:57| Comment(0) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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