作るの3枚目になって段々手順も安定してきたところで、せっかくだし作る過程を逐一
画像満載で実況してみようかと。
これで着物の作り方、ちょっとは判るかなー?
ミシンで縫う着物なんで和裁の方法とはかけ離れている点、あらかじめご了承をば。
では1日目。
といっても布の反物幅への裁断、さらに水通しとアイロンかけは既に済んでいるので実質2日目?
ともかく、型紙のしるし付けから〜

用意するのは布、型紙、布を巻いておく用の棒、定規、チャコ、まち針。
あと念のためはさみとメジャー。
型紙はネットで無料型紙を拾って使用ちう。布は洋服用の木綿地110cm×5m。
詳しくは木綿着物1着目の日記へどうぞ(こちら)

型紙を当てる。どこから始めるなんて個人の趣味だろうけど、自分はまず後ろ身頃から。
反物に習って40cm幅に裁断してあるとはいえ、長さ5m。
扱いづらいので余った布は棒に巻いておく。こんな風に床の上で作業できればそれほど
不便は感じないけれど、テーブルの上でやる時なんかは巻いておくとほんとやりやすいのだ。
せっかくアイロンかけたのにシワが寄っちゃうと困るからね。

チャコでごりごり線を引く。直線ばっかりだから、定規で引くとキレイかつ早い。
縫い代1cmだけど、裾の部分だけ3cm。

後ろ身頃が終わったら、そのまま肩の部分を「わ」にして前身頃へ突入。
都合長さ3m超のパーツを取らなければならないので、歪みにはご注意あれ。
チェックとか縦じまとか、縦の線が入っている布だと判りやすいのでおすすめ。
まあ多少歪んでても直線ばっかりだから縫えるし、着られるんだけどね。
自分合い印が数センチずれてても気にせず縫っちゃう派…。
しかしこんな適当でも出来てしまうのが、着物のいい(違う?)ところなのだっ

前身頃まで終わったら、残りで袖パーツを。ここまで取るとあと50cmくらい残り布が。
といっても身丈を165cmに伸ばしている自分の場合は50cmも残らないし、
布の柄によっては柄を合わせたりしてるとまた違ってくるかと。
元の型紙では4,5mでできるという事なんだけれど、多分それじゃギリになっちゃうから、
念のため5m買っとくと安心かなーと思うのだった。

後のパーツも同じように。今回はずぼらして110cmの布を40cm+70cmで
裁断したので、こっちは布大き目。身頃を取る横でおくみと衿も取っちゃう。
こうするとスペースを有効に使えるから布のロスが少ない気がするけど、
テーブルの上じゃ作業しにくいだろうなあ。
裁断は明日にまわして本日はこれにて終了。
最後まで線を引き終わって、2時間ほど。馴れてきたから多少早くなってるかも?
しかし腰が痛いっ
反物だけど、幅も広いしばら売りもしているから自分みたいに身丈や裄が長くても安心そうー
裁縫1年生です。
洗える木綿着物を作りたいと思うものの、裁縫は得意ではないので迷っていましたが、著者さまの楽しそうな文章を見て、私も思い切って着物を自分で作る決心がつきました。
私、この記事を参考に試行錯誤して必ずや木綿着物を仕立てます!
(すみません言わないとやらない気がして)
どうかこれからも、楽しく記事を更新して下さいませ!
コメントありがとうございます、私もちっとも裁縫上手くならない10年??生ですが、そんな適当ソーイングでもそれなりに着られてしまうものが出来るので洋裁着物は優しいです…(^^;ステキな着物が仕上がりますように!がんばってください〜