洗えるから、子供を産んでからも活躍ちうなのだが。
いつも洋服地のミシン縫い着物ばかり着ている所為か、どうも普段着物に対しての
扱いが粗野になってしまうのだ〜。たまの正絹なんかだと、気が張るから丁寧に扱うんだけど。
そんな訳で先日、このウール手縫いなのを忘れて、ぐいっと布を引いたら
「ぷちっ」と嫌な音がっ
はわわ、どっか切れた!!と縫い目を良く見てみたら、脇の縫い目だった。
本体(?)の縫い目は辛うじて残ったけど、端っこのかんぬき止めが切れちゃったっ
和裁って、不意な力がかかった時に布を傷めないようにまず縫い目が解ける…
とは聞いてたけど、ほんとなんだな〜。
と感心してちゃ着られないんで、本傍らにちょこっと和裁っ
スタートはこんな状態。

解けた脇の縫い目、を裏側から見たところ。

左に針を通す。黄色い糸がなくてこの間スーツ地着物縫うのに使った茶色の糸…

さっきの状態で表に返した。ので右から糸が出てきてますの。

ちょいっとつまんで針を刺したら、

そのまま引き抜かずに、針の先っちょに糸をぐーるぐる。

巻けたら糸と針ごと指で押さえて、

ていっと針を引き抜く。縫い終わりの、玉止めの要領かな?

4番目の写真みたいにまた左から右に針を通して(今度は引き抜くよ)
あとは裏側に適当に糸を出して、玉留め。

完成っ。
もうちっとボリュームある感じに仕上げたかったけど、こんなもんかなあ?
ミシン縫いだと縫い目自体が強いので、かんぬき止めしなくても解けたりしないから
実は今までの着物は縫い目ミシンで返し縫いしてそのままですの。
初挑戦のかんぬき止めだったけど、なかなか楽しい♪
マイ教科書。他の本でもかんぬき止めのやり方読んだけど、この本のが一番判りやすかったかなー。
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やさしい和裁に出ていたかんぬき止めは針にくるくる巻きつけるだけでしたが、和裁士の叔母から教わったのは、洋裁でも使う、糸でフック止めなどを作るかがり方(ブランケットステッチ?)でした。そちらのほうがふっくら丈夫に仕上がるよ〜。
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おおお!こうするのか!<br />
もっと立体になり手のかかるやり方があった気がしますが、これで十分です。<br />
布が切れないように、って昔の人の考え方ですね。確かに、きせの奥で糸が切れてもあまり目立たず、布が傷まず修繕できますね。
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きてぃ♪♪さん<br />
別のやり方、ありますよね〜!他の本で読んだやりかたがいまいち理解できなかったんですけど、あれがきてぃ♪♪さんの方法だったのかなあ。かんぬき止めがころんとまるいのって、見た目可愛くて好きです。
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x.Naoさん<br />
おそらく、簡単ばーじょんです♪<br />
ほんと縫い目が柔い分、和裁は布にやさしいのですね。ちょこちょこ直しながら着るっていうのが当たり前だったんだろうなあ。
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はじめまして。<br />
実はブログ村からちょくちょく覗きに来させてもらってはいます。<br />
娘の浴衣を縫っていて、最後のかんぬき止めでつまづいて、ミシンなのでしなくても大丈夫かなぁと思いつつ、やり方が分からないままなのがあまり気持ちのいいものではなくいろいろ検索してみたのですが、一番分かりやすかったです。というかこちらで初めて理解できました。<br />
詳しい写真と丁寧な説明のおかげで無事完成しました。ありがとうございました。<br />
私自身は着物に興味があるもののなかなか勇気が出ずにいるのですが、いつかは、と妄想しつつ湖藤さんのブログをとても楽しみにしています。<br />
こんな形?でお世話になるとは思っていなかったので、なんだか興奮してしまい、ついついコメントさせてもらいましたv
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ひまわりさん<br />
お役に立てましたようで良かったです〜素人和裁なので半分備忘録代わりですが、新しい技?を習得する際は他の方の資料にもなればと思って詳細記事を書くようにしています…♪<br />
これからも気軽にきもの(けもの?)道を進んでゆきますのでご愛玩くださりませ〜