ワンマン一両編成の伊勢鉄道を降りて駅からてくてく歩くこと10分ちょっと?
ついに伊勢木綿を生産する臼井織布さんへ到着!
ファンミーティングは現地集合ということで、既にほかの参加者さんたちの姿も。

おお、とても風情のある…!!

昔ながらの商家?みたいな感じの建物なのかしら。
工場はこの建物の奥に広ーく広がってました。
織機がずらーと並ぶ織り場。

織機は止めた状態(シャトル織機は杼が飛び出すと危ないもんね)だったけど、
社長さんや息子さん?たちが詳しく・じっくり解説してくださってなるほどー!な見学でした。
かせ繰り、整経、製織に仕上げ加工まで織りのかなりの部分を自社内で手掛けておられるようですごかったなー
私も機屋で働いているから似ているな、と思う部分もあったけど、やっぱり違うところもたくさんあって、
本当にそれぞれの機場から生まれてくる生地がみな違うのは、それが現場の最適解だからなんだなーと。
もう作られていない織機のメンテナンスや部品や原糸の調達が難しかったり、やはりどこのメーカーも
同じような難しい問題を抱えているんだ…と思いつつ、現場の職人さんたちはみなさん努力を積み重ねているし、
着物を着たい人が色々な商品を手に取れるように、着物の商品の多様性が少しでもたくさん保たれますように…!と
願わざるを得なかったんでした。私も自分の立ち位置で精いっぱい頑張ろう。。

工場の見学後は街歩き。とっても大きな専修寺さんまで歩いて、お参りしてきましたっ。
途中通った商店街も昔々は伊勢参りの街道だったようで、お饅頭屋さんがたくさんあって魅力的だった…
結局工場の中では一堂に集まれる広さが無くてそれぞれ動き回りつつ&街歩きも2班に分かれたので
全員が集合!という瞬間は無かったように思うんだけど、数十人もの参加者さんたちの思い思いの伊勢木綿姿、
とっても眼福だった!しかも着てらっしゃった着物の柄がみんなバラバラだったのも面白かったな。
たくさんの柄が出ている伊勢木綿ならでは、かもっ
私もいつか新之助上布着てる人まとめて100人くらい見てみたいわ〜と思いつつ名古屋へ。
今度は近鉄使って帰りました。行きも帰りも駅について10分くらいで電車来たけど、ほんとは
どっちの路線も1時間に1本しかダイヤ無いらしい…奇跡…?
さて晩ごはん。

味噌カツ食べました。うっふふ。名物のわらじとんかつは普通のとんかつの倍くらい?のビックサイズ。
さらっとしたミソだれで思ったよりも濃くは無いんだけど、下の妹姫ちゃんと分け合ってちょうどよかったよ。
カツだけ調達すれば、家でも矢場とんの味噌カツが…!?
みそだれといえばこれか。結構どろっと濃い系かと。
何気に滋賀の北の方は中京文化圏に近いので、実は近所のスーパーでも売っている…(苦笑)