2015年05月15日

ミシンで縫う子供の着物 ちくちく編1 生地裁断・生地端処理

ミシン&洋裁で縫う、洋服地の子供着物作り方シリーズ(目次こちら)でございまする。
型紙作り方が終わったので、いよいよ裁断。裁ち図は準備編2に詳しく!
型紙作らなかった人は、生地の上に直接線を引いて裁ちませう(=私)

裁断の前の下ごしらえもお忘れなく〜
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木綿、麻などの素材をお家でお洗濯するなら、水通しが欠かせませぬ。ポリやウールは必要なさそうだけど…
一晩ほど水に漬けておいて、干して(できれば生乾きのうちに)取り入れてキレイにアイロンかけます。
生地に直接線を描いて裁つなら、線も一緒に縮んじゃうので水通ししてから書こうね。

型紙を置いたり、線を引いたり…全てのパーツが無事裁断できることを確認したら、ちょきちょき…

20150331_201714.jpg
裁断完了!
ぴったりのミシン糸もあった♪

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縫い始める前に生地端にジグザグミシンをかけて、生地端の処理をしておきまっす。
三つ折り始末をする裾と衿下、衿付け部分は要らないのだけど、他は縫い代を割ったり倒して押さえ縫う
処理になるので、ほつれないようにロックミシンかジグザグミシンを。
裁断の関係で生地端が来ている部分があれば、そこはそのままでもいいと思いまっす。

袖ジグザグ.jpg
お袖をぐるっと一周(適当画像ゴメンナサイ)

身頃ジグザグ.png
身頃の脇と背縫いをひたすらジグザグ…ちょっと長いけどがんば!

次はお袖から縫っていきましょ〜!


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オールミシンで着物を縫うとミシン目が表に見えるところにも出ちゃうので、ミシン糸の色選び大事。
生地になじませて目立たなくするか、あえてステッチがポイントになる色にするか…
ネットで生地を買うときは、こんな色合わせのミシン糸を選んでくれるサービスがあるお店もあるから
時々お願いしてるわっ


我が家のタライはこちら。近くの雑貨屋さんで一目ぼれしてね…
ベビーさんが水浴びをしたりもしたものだが、今となってはすっかり洗濯タライ(笑)
posted by こ藤 at 16:47| Comment(0) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月11日

ミシンで縫う子供の着物 準備編3 型紙の作り方

ミシンと洋裁で縫っちゃおう!洋服地の子供着物作り方シリーズ(目次こちら)でございます。
当初の予定よりも長くなっちゃってるけど、地道に進んでまいりませう…

第3回は前回の寸法表を基に、型紙を作るよ〜
20150331_185422.jpg
といっても着物は直線部分がほとんど&子供サイズなので、生地に直接線を引いても大丈夫かと。
(今回私はそうしちゃった)同じサイズで何度も縫いたい方、丁寧に進めたい方は型紙を作るのがいいかな!

それではパーツごとに見ていきましょうっ
一応書きやすいかな?という順番に番号を振ったけど、やりやすいようにどうぞ〜
三角形がついているところは、直角でっす!

【袖】
袖.JPG
まずは簡単な、袖!ほぼ長方形なので書きやすいかと。
縫う時は二つ折りにして、袖の下部分を縫って筒状に。

@袖丈×2の長さをとります
A袖丈×袖幅分の長方形にします
B袖口側の角2か所に袖丸みを書きます
…丸みを書く角に一辺の長さ=丸み寸法(10cm)の正方形をおき、最も内側の角から半径10cmの円を書く
C袖付け、袖口の印をつけます

【後身頃】
後ろ身ごろ.JPG
後ろ身頃と前身ごろを肩のところでつなげて裁つのだけど、とっても長くなるのでまずは後ろ身頃。
こちらもほぼ長方形。

@後ろ幅をとります
A直角に身丈分伸ばします
B袖付けの印をつけます

【前身頃】
前身ごろ.JPG
続いて前身頃。後ろ身頃とは肩線でつながってます。おくみと前身頃をつなげてとっちゃうのが
大人の着物との違いかな。直線多めだけど、衿周りだけがちょっと難しいか…!

@身丈分伸ばします
A直角になるよう、前幅+おくみ幅で裾線を書きます(おくみと前幅の境目はつまんで縫う)
B衿周りを書きます(別途詳細参照で!)
C衿下を裾線から垂直に書き、つなげます(これがおくみの衿付け長さ)
おくみの衿付け長さは、衿丈を計算で出すときに使いますっ

【衿周り】
衿肩あき.JPG
ちょっぴり難しい、衿周りのアップ。

@衿肩あきをとります
Aおくみ下がり分を測ります
B衿肩あきの中側の端から、垂直に2cm下ろします
Cおくみ下がりの下側終わりから、衿肩あきの2分の1ぶん内側に入ったところへつなげます
D衿肩あきの外側の端で肩あきの線から後ろ身頃がわに1cm入り、肩あきの内側の端までゆるくカーブしてつなげます


【衿】
衿丈×衿幅の長方形を裁ちます。
衿丈は前回も書いたけど、計算で出すなら(衿肩あき〜おくみ下がり+おくみ衿付け長さ+縫い代3cm)×2
大体180cmくらいあれば良いみたい。今回は適当に長く裁断して、縫ってみて要らない分切り落としました(汗)

【付け紐】
あと着せる時に紐をつけておくと楽ちん!
付紐は着物を裁断したあまり布があれば共布でも良さそうだけど、さらしなどの適当な布でも大丈夫。
巾8〜10cmくらい×長さ40cmくらいの布を2枚用意しませう。


今回は縫い代込みの寸法で裁断して、ガガーっと縫っちゃったんだけど、目印なしで縫うのは不安!
という方は身頃の裾のみ3cnの縫い代、残り1cmの縫い代分を引いて縫うところの印をつけてね。
わたくし生地端を目印にして縫うのは苦手なので、普段は縫い線引いて、縫い代もご丁寧に引いて
裁断したり縫ったりしないと、恐ろしい出来上がりになる人間なので…

型紙ができたら、裁断しますぞ〜



面倒なら型紙買うという手が…!


2wayは着た時重なって暑くないのかなあという気もするけれど、
サンドレスにもなるというのは、ちょっと面白いね。

posted by こ藤 at 19:45| Comment(0) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月04日

ミシンで縫う子供の着物 準備編2 サイズと生地の用尺

ミシンと洋裁で縫っちゃおう!洋服地の子供着物作り方シリーズ(目次こちら
しばらく寄り道してましたが、本編に戻ってまいりましたん。

20150331_141759.jpg
紙の上で何度も裁ち図しみゅれーしょん。

第2回目は準備編その2。着物のサイズを決めて、必要な生地の長さを見積もるよ!

仕立てるサイズについては着物は着物それ自体のサイズ+着付けの調整で体にぴったり添わせる服なので、
洋服よりはサイズはアバウトで大丈夫。子供の着物も大きめに作って最後に肩上げや腰上げをして
調整するから、大人の着物よりもさらにざっくりサイズかも!洋服で言えば2〜3サイズ分くらいを
一枚の着物でカバーしちゃうから、大きめに作ってあげを直しながら着せれば数年持つはず。

今回作った2着はこんな感じ。
 110(3〜5歳)125(6〜8歳)
身丈110128(126)
衿肩あき57
後ろ幅28(27)28(27)
前幅22(20)24(22)
おくみ幅1416(14)
おくみ下がり1117
衿下3650
衿幅4(3,5)5,5(4,5)
袖丈28(24)38(37)
袖口1619
袖付け1720
袖幅28(29)32(34)
袖丸み1010
身八ツ口1010
衿丈 
テーブルタグつらい(しろめ)
すべて単位はcm、縫い代含む寸法。

お子様たちの今のサイズはもうすぐ3歳→身長100cm、普段の服のサイズ100〜110
7歳→身長125cm、普段の服のサイズ130。なので110cmくらいと、130cmくらいのを作りたかったのだが
生地の関係で130cm→120cm程度になっちゃった。
このまま身丈と裄を伸ばせば130cm前後が作れそうではあるので、次作ることがあったらそうするかも…

黒字が和裁本など見てこれくらいのサイズが標準寸法かな?と出した数値なんだけど、
今回は生地のサイズがギリギリだったので、実際裁てたのは赤字のサイズ。
それでも出来上がって特に不都合なかったので数センチくらいの誤差なら大丈夫みたい(何)
そもそも和裁の本に載ってる子供の着物の寸法自体が生地幅や裁ち方によってサイズがバラバラでね…!
結構アバウトに作って後は肩上げ・腰上げで調節する感じで良いものみたいな気が…

で、今回はこんな感じで生地を裁ちました。緑のところ(身頃の裾部分)は縫い代3cm、他は1cm。
EPSON001mini.JPG
生地は水通し後で幅140cm×長さ300cm。元々着物を縫うつもりで買った生地じゃなかったこともあり、
ほんとにギリギリ、無理やり2着分裁ったという感じ(汗)
まず衿をながーく一枚で取りたかったのだけど幅がいっぱいいっぱいになってしまったので、
無理やり後ろ身ごろの使わない部分で裁ってます。なので衿幅が狭くなり、2枚を途中で継いで使うことに。
あと身頃の長さを確保する為に110cm用のお袖を短く。なので110cmは元禄袖にならず、ほぼ筒袖(汗)
生地幅が足りず身頃が少し狭くなったので、袖幅を広げて裄をカバーしてみた。
もちろん付けひもを裁つ余裕もなかったので、付けひもはさらし布で作りましたん。
生地に余裕があったら、衿幅と袖丈を十分取りたかったかな〜

衿の丈は(衿肩あき+おくみ下がり+おくみ衿付け長さ+縫い代3cm)×2 で計算できるんだけど
大体180cmくらいあれば良いみたい。今回は適当に長く裁断して、縫ってみて要らない分切り落としで(汗)

仕立てるサイズが決まれば、必要な生地の長さ(用尺)が出まする。
用尺を見積もりにはまず身頃の裁ち切り寸法を出します。着物は前身頃と後身頃をつなげて裁つので、
最低でも身丈の2倍の長さが必要!(身丈裁ち切り113cmなら、226cm)あとは袖を続けてとるか、
並べてとるか…なんだけどこれは生地幅によりけり。袖を身頃に足して裁つ(今回みたいに)なら
生地の必要な長さは身頃の裁ちきり寸法(身丈×2)+袖の裁ちきり寸法(袖丈×2)に。
袖や衿を身頃の横で並べて裁てるなら、身頃の裁ち切り寸法の長さのみで行けると思うよっ
これを踏まえたうえで綿やリネンは縫う前の水通しで多少縮むのでその縮み分や、柄合わせが必要な
デザインの生地であれば柄合わせ分を見越して必要な長さを見積もると良さげ。

洋服地の色々な裁ち方はこちらの記事も参考になるかも「洋服地で縫う着物の裁ち方


うーむ長くなっちゃったので、型紙の書き方(生地に直書きして裁断でもOK)は次回にて〜!




型紙ひくならハトロン紙♪無地と方眼入りなら、やっぱり方眼入りが使いやすい。
着物の型紙は直線部分が多いから…!

posted by こ藤 at 10:00| Comment(0) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月24日

洋服地で着物を作る時の生地選び その2

前回のあらすじ

洋服地を着物に仕立てるなら
「全身にまとっても負担にならない程度に軽く、ミシン目にかかる力に耐えられるだけの強度を持ち
巻きつけて着る際にキレイな面を保てる適度なハリを持つ生地」
が向きそう

20150420_163346.jpg
仕事場から借りてきたコットン生地帳。

というわけで、これを踏まえ今回は生地帳などで生地の特性を調べつつ、実際生地やさんの
店頭で見かけそうな生地を着物に仕立てたらどうだらう?という視点で検討してみたいと思いまする。
個人的な経験値から、「シャツやワンピースになるような、やや薄手で適度にハリのある生地」が向くなあ
とは思っていたのだけど、これに加えて経糸と緯糸の比率や織りの組織にも目を向けてみませう…

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組織図の説明。縦糸と横糸の組み合わせ方って色々あるのだよね。
ジャガードやドビーなど、複雑に組織が組み合わされて模様を織り出したりする場合もあるよ!
私がかかわっている生地はほぼシンプルな平織なので、織り組織のことはまだまだ理解不能な部分が多い…

ここから先商品リンクをいくつか貼るけど、主にこんな感じの生地だよ!というためのもので
「湖藤さんがこの生地で実際着物を仕立てたら良かったよ」ということではないのであしからずっ
また、☆で着物に向いてそう度(?)を表してみたけどご参考までになので、実際縫った際の結果を
保証するものではございませぬ、縫ってみて着物に向いてなかったらごめんなさい!

<シーチング> ☆
もとはシーツ用の生地ということで、シーチング、だそうな。縦糸と横糸の差があまりない平織。

こんな感じかな。
主にポーチなどの小物類や何かの裏地に使われている印象。着物には少し薄いかな。
プリント生地も多い印象なので、半衿などの小物使いなら向きそうかも。

<ブロード>
無地やプリントでよく見るブロード。しなやかで薄い生地が多いような。
経糸の密度は多く、緯糸の密度を少なくして織った平織だそう。このため横方向に畝が見られる…ほうほう。
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価格も安い(横糸が少ないから織りの作業性がいいのかなー)のでお試しに買ってみたくはなるけれど、
緯糸の密度が気になるよね。変なところに皺が出る着物になってしまいそう。
ブロードは着物には避けたほうが良いような気がする…
こちらもプリント物の多さを生かして半衿などの小物使いが良いかも。


<ローン>☆☆
リバティプリントで有名なローン生地。薄く密に織られた平織。
もとは高級な麻で織られたそう!だから、少しハリもある風合いなのかしら。
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リバティプリント カットクロス20枚セット
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プリント生地になっているのが多いかな?リバティプリントの着物や浴衣というのも見かけたことがあるし、
密な織物だから着物にもいけるんだろうな。ただ薄くてしなやかだから着た時に体のラインを拾いそうな気も。
シルクのやわらかモノに近い感触を求めるなら、という感じ?襦袢にもいいかもねっ

<ギンガム> ☆☆
糸や織の特徴というよりは、ギンガムチェック柄という意味合いで使われることが多いような…
大体平織で、先染め(あらかじめ染めた糸で織って柄を出してる)のはず。綿や麻、いろいろ。
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着物を視野に入れるなら割と目の詰まった織りのものを選ぶほうが良さげ。
レビューでもスカートやスモックを作ってらっしゃる方が。ふむふむ、そういう厚みの生地が向きそう〜
経験からギンガムチェック以外にも先染めのチェックは着物にいい感じの生地が多いと思うんだけど、
柄を織り出すために縦糸と横糸のバランスも良いんだろうな、たぶん。


<ガーゼ> ☆
撚りの甘い(あまりねじねじしてない)糸で織った、目の粗い平織。薄い生地を重ねて二重だったり三重だったり。

二重になっているから、ダブルガーゼ、かな。
お洋服にするならふんわり・肩から落ちるシルエット。目が粗いので引っ張られる力には弱い。
ガーゼのお洋服って大体縫い目が折り伏せ縫い(縫い目が二重になってる)になっているような。
肌着には良さそうだけど、着物には縫い方を工夫しないと厳しいかも…。
ふんわ〜と着せる、子供の着物にならいいかもね!


<オックス> ☆☆
オックスフォードシャツのオックスですなっ。組織は"ななこ織"…って何かな?と調べたら
基本的には平織なんだけど糸を2〜3本引きそろえて(数本一緒に、て感じかな)織るんだそうな。
この組織のおかげで厚みの割にはしなやかで通気性に富み皺になりにくい…ほぅほぅ…
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☆ストライプ&コインドット☆≪オックスプリント≫
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オックスプリント、って感じでプリント生地で売られているのが多いのかも。
バッグやクッションカバーといったインテリア向けの厚さが多いか…着物より帯に向くかな?
シャツ向けのような薄手のものなら着物にも良いかもだけど、ななこ織の組織は着物に向くのか、どうなのかしらん…?


<キャンバス> ☆
縦横に太い番手の糸や引きそろえの糸で密に平織組織を織ったもの。というわけで厚めの生地。
キャンバスがもっとしっかり分厚くなると帆布って感じかしら!
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綿麻キャンバス生成り(単位50cm)
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コットンキャンバスや綿麻キャンバスはバッグなどによく使われる生地ぽい。
やはり着物には重さがある感じかなあ。強いて言うなら帯向き?
綿麻キャンバスにプリントした生地もあるけれど、薄手のキャンバスなら着物にもいいかもね。

<リネンキャンバス> ☆☆☆
リネンで織られたキャンバス。組織としてはキャンバスと同じじゃないかと思うけど、より薄手な印象。
多分だけど麻100%でごっつい生地を織るとごわごわでしなやかさを保てないんじゃなかろうか、
それで程よく薄地のものが多いのかしらん

個人的にはこんな感じの薄手リネンキャンバスで縫った着物はとても着やすかったなあ。
麻の特性で皺になりやすいのと、無地は汚れが目立ちやすいから好みは分かれるかも。


<デニム> ☆☆☆
言わずと知れたジーンズの生地ですなっ。着物でもデニム素材は商品としてかなり出回っているはず。
組織は綾織、斜めの織り目が特徴。このせいか巻きつけた時ににょーんとした横シワが出やすいような気も。
私は気にならない程度だけど、気になる人は気になるかもしれない…
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【岡山の児島デニム】8オンス ムラ糸デニム 生地 布
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デニムはオンスという単位で生地の厚さを表すみたいなんだけど、着物にするなら6〜8オンスくらいが良さげかと。
ジーンズになるのが10オンスくらい、6オンスくらいはデニムシャツ向けかな?
以前10オンスで縫ったけど、着られる許容範囲ぎりぎりの重さだったなー。最近年をとったか
重い着物辛いので(汗)今は多分10オンスは無理…ガッツリとジーンズのようなアタリ感を楽しむぜ!
というような用途であれば10〜12オンスくらいのデニム着物もありかもだけど、男性など体力のある人向けになりそう。


<ダンガリー> ☆☆☆
欧米ではダンガリーというとデニムの仲間なんだけど、日本ではインディゴ色のシャンブレーの平織のこともダンガリーって呼ぶ(byサンプル帳)…んだそう。それで「デニムシャツ」に平織のものが混ざっていることがあるのね…
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★綿100%・カラーダンガリー(単位50cm)
価格:378円(税込、送料別) (2018/10/19時点)


で、その延長でこれも「カラー」ダンガリーってことなんだね。これも着物には良さそうな感じっ


以上いろんな生地を見てきましたがいかがでしたでしょうか〜
着物に向きそうな生地のイメージ、ついたかな?個人的なおすすめは、先染めシャンブレー(ダンガリー)
先染めチェック、やや薄リネンキャンバス、6〜8オンスあたりのデニムでございます。
が!どんな生地でも着物に仕立てられなくはないので、これ以外の生地はダメー!というわけではないのです(ここ大事!)
かわいい柄の生地とか、うおぉこの生地を着物としてまといたい!!という生地に出会ったのなら、
その生地で仕立てたらいいと思うよ、うん。着て楽しかったらそれが正解!

あと補足すると…
仕立て上がって着てしまうと着心地にはそれほど影響しないのだけど、生地の柄も気にしてみてねっ
大きなポイント柄や飛び柄のようなデザインは、着物に仕立てあがった時にどこにポイント柄が来るか?を
計算してから仕立てないと、出来上がって着てみたらバランスが悪い…なんてこともあるみたい(涙)
柄合わせのコツは和裁の本に載っていたりもするのでポイント柄で縫いたいひとは参考にしてみると良いかも。
大きめのボーダーやチェック柄も、背縫いや脇縫いなどで柄を合わせようとすると難易度が高くなる…(汗)
細かいストライプやチェックなら逆に縫う時の目印になってくれたりするし、小花柄のような小さな
繰り返しの柄なら少々縫製がずれても目立たないので、はじめて着物を縫ってみる人や縫製能力に
自信がないひとは、小さめの柄を選ぶのが良いかも!
ちなみに無地は柄合わせの必要が全くないのだけど、生地が斜めになっていたりしても気づきにくいので
生地がまっすぐになっているかどうかはどうぞご注意あれ…

着物に向きそうな生地が見つかったら、れっつちくちく♪
次回からは本線に復帰する、はず…!

posted by こ藤 at 08:00| Comment(0) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月22日

洋服地で着物を作る時の生地選び その1

ミシンで子供の着物を縫っちゃおうシリーズ(目次こちら)が
始まったところですが…ちょこっと寄り道を。洋服地&ミシンで着物を縫う時の生地選びの話って、
しっかり書いたことが無かったんじゃないか…と思ったので一度まとめてみようと思いまする〜

洋服地の着物、私の場合は自分で着る分だけしか縫わないけどそれでも10枚くらいは作ったかしら…?
おおこれはいい感じ!と思ったり、あれれ?な仕上がりになったり…
作りながら得た経験値に今の仕事(機織り工場)に携わるようになって知った生地のマニアックな(?)
知識も加えて、服地で着物を縫うならどんな生地がいいのかな〜を、考えてみたいと思うよ!

糸たち.jpg
仕事場の糸たち。

生地屋さんには色々な生地があって、ここから自由に選んで着物が作れる〜!となると
すっごく夢が膨らむのだけれど、実際は並んでいる生地のすべてが着物に向くわけではないんだよね…
洋服地に様々な種類があるのは、たぶん仕立てる洋服のデザインが様々だから。
スルスルと落ち感があるブラウス、ふんわり広がるスカート、かっちり衿が立ったジャケット
丈夫で作業しやすいズボン…生地のそれぞれに向く服のデザインがあるわけで。
向き不向きの問題だからどんな洋服地でも着物に仕立てられないわけじゃないだろうけど、
着物になったときに使いやすい・着やすい生地を選ぶことができたら、きっと長く使えるし愛着も湧くはずっ

じゃあ着物というデザインの特徴は何でせう…

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我ながら尻がやばい!と思った一枚(しろめ)

「体に"巻きつける"デザイン」
なので着た時に横方向に力がかかりがち。特にお尻の部分は結構な力が!ミシンで縫製する場合
ミシン目には力を吸収するゆるみがない(着物仕立てる専用のミシンというものもあるらしいので、
そういったもので縫えばまた違うのかもだけど)ので、直接かかる力に耐えうる生地を選ぶ必要あり。
目の粗い生地、薄い生地は縫い目の生地が開いたり、最悪裂けてきちゃう(滑脱)恐れがあるよ!

また巻きつける力に対して「面」を保つハリ感が無いと、着た時妙なところに皺が、なんてことも。
これは荒い・薄い生地のほか伸縮性のある生地、やわらかい生地にも起きやすいんじゃないかな。
一度柔らかいウール地を縫ったら着心地いいのにふにゃシワになったことがあったっけ…(涙)

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「全身にまとうデザインだから、生地がたっぷり」
首の下から足首までをカバーする服(しかも前身ごろは二重になってる)というのは洋服では
なかなか無いのでは…!かっちりとした生地は縫製もしやすいし着た時のラインもきれいなんだけど、
ジャケットだけ、ズボンだけなら耐えられる重さでも、着物になるとずっしり重くなっちゃう恐れが。
ここは体力との相談だけども…女性ならボトムやジャケットにするような重さの生地を着物でまとうのは
ちょっと辛いのではないかしらん。

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ちなみに織物っていうのは、経糸と緯糸がこんな風に組み合わさって出来てる。
組み合わせ方によって色々な織の組織が存在するのだけど…私もあまり詳しくはないので(汗)
たとえばデニムは綾織(あやおり)。よーく見ると織り目に斜めの線が見えるはず!

ある一定の広さの中に糸が何本いるか?を織の密度というけれど、糸の本数が少なければ
目の粗い生地になるし、多ければ目の込んだ生地になる。さらに経糸(たていと)の本数と緯糸(よこいと)の
本数も生地によって違っていて、着物地の場合は緯糸のほうが本数がたくさんな場合が多いそう。
やはり横方向の力に耐えやすくするためじゃないかしら?


まとめると…
・全身にまとっても負担にならない程度に軽く
・ミシン目にかかる力に耐えられるだけの強度を持ち
・巻きつけて着る際にキレイな面を保てる適度なハリを持つ生地
…がベストでしょうか!!

とはいえ生地屋さんの店頭で生地を触って一発でむむこれは!とわかる人は少ないはず(汗)
少々トライ&エラーが生じるのは覚悟の上でチャレンジしてみるべきかも、かも。
といいつつ実際お店でよく見かけそうな生地を、次回考察してみたいと思いますぞ〜




生地をよおーく見たい時に使う、インチメガネ(うちの機織りで使う長さの単位ってインチなの)。
リネンテスターとも言うのね。生地についている小さなゴミをとったり、糸が何本あるか数えたり、
この糸どうなってるの?と観察する為にのぞいたり…糸一本一本の状態までよっく見えまする。
仕事場ではみんなで交代で使っているのだけど、楽天でも売っているのか〜
マイ・インチメガネ欲しいかも…(笑)


こないだ雑貨屋さんでこれを買ったのだけど、本数数えたりはちょっと難しい(小さいしね)
でも何でもどアップに見えるのが楽しいみたいで、子供にはうけた(笑)

posted by こ藤 at 17:00| Comment(0) | 洋裁ミシンで縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする