ミシンで羽織、地味な記事ながらまだまだ続くのであった。
ちくちく記事、中盤くらいになってくるといつ終わるんかいな〜と自分でも思うわ…
でも「ちくちくきもの」だもんな、うちっ。
自分思うが2、30代アンダーの世代はなんでもまずは「ぐぐってみる」世代ではと。
着物に興味が出たら、絶対ネットで情報収集するはずなんだ。
私も高校生のころからインターネット使ってるけど、知りたいことがあったら、まずは検索。
んで初めのころは検索ってもソースはHPが主流だから、検索結果もそれほど量が多く
なかったんだけど、近頃検索に引っかかってくる結果って圧倒的にブログ。んで数多い!
個人が気軽に情報を発信できるようになって、ネットで拾える情報量は増加の一途だ。
おかげで良い情報が拾いにくくなってる、とも言えるかもだけど、若い世代はその
取捨選択も上手くなってると思うし、検索で情報収集する人はこれからも増えるはずで。
多分これからも着物に興味を持つ人は増える。んで着物のニーズは多様化するはず。
多様化…っていうか若い世代からは、今までの着物の概念にとらわれない使い方が始まると
思うんだ。洋服と同等に選択するファッションとして、あるいはフォーマル服ではないけど、
カジュアル服でもないごほうび服として、それに「着物を着る」っていうライフスタイルとして。
既存の着物が合わないけど、着物諦めたくない!って人が、着物を手作りしてみたい〜
って思ったときに、後に続けるようにしておきたいのよねん。
「ちくちくきもの」読んだら、着物が手に入って着られて、楽しめるようになった♪
これ理想。うんうん。
ともあれ。
何だか形が見えてきた!な感じもしつつ、袖!
まず袖口布なんだけど、書き忘れてたんだが↓で袖と縫い合わせる一辺を除いて
あらかじめジグザグミシンをかけておいて下されい〜
端の処理が終わったら、袖口布と袖口を中表に合わせる。これ、袖口布の中心と袖の山が
合うようにねっ実際着た時に外側に来る袖のほうに若干ゆるみを持たせとくと、
仕上がり綺麗らしい…けどあんまり気にせず。ほんとは袖山から左右5cmずつの範囲で
0,2cmくらいゆるみを持たせるそうだ。
ともあれ、袖口の長さ分だけ縫い縫い。

袖口布がちょっとあまるけど、大丈夫。
次に袖口〜振りまで、袖本体を縫うのだ。

最後袖口布が付いてるとこはちょこっと縫いづらい…けど袖口布よけて、袖口布が付いてる
縫い目ぎりぎりまで縫っておきませう。

あと袖口布のちょっと飛び出してるとこも縫ってつないでおいてね。
で、びらびらしたままでは困るんで、最後は袖口布の長い辺を1cm内側に折り曲げて、
くけつけるのだ。くけかたは「折りぐけ」でよろしうに。
やり方判んない場合はこちらで確認を→(
記事)

作業中に写真とり忘れたんで完成しちゃったの図。
一番下は、家にあったウールの羽織を見る限りでは折り込まずそのまんまだったから
ここでもまねっこ。
袖の形が完成したら、本体へ取り付け。
これはできあがり線の通りに合わせて、がーっとミシンで!縫い代は袖・本体の脇縫い共
あらかじめジグザグミシンがかかっているはずなので、あとは割るだけ〜
ここでひとまずミシンはお休みして、手縫いで裾のくけくけ。

ここも折りぐけで始末。
ついでに身八つ口〜袖の振りも、耳ぐけで始末しておきませう。耳ぐけのやり方は(
こちら)
だんだん先が見えてきた〜♪