2010年08月11日

着物の生地が持つ時間

着物を着るようになってから、洋服を買いに行くことがすごく少なくなってるのであります。

もちろん着物好きだけどアンチ洋服ってこともないので、普段から洋服も着るし
素敵な服があれば欲しいなあとは思うんだよね。予算も無いので服買うくらいなら
着物にって思っちゃう部分もあるんだけど、でもでも、そもそも洋服に対して
これ欲しいなー!って思うこと自体が、減っているような…?

なんでかな?とは思ってたんだけど…着物を着るようになって、洋服に求めるものが
ちょっと変わってきたのかなあという気がしてきたのよねん。


お教室させてもらってるカフェには、ピープルツリーのフェアトレード服が置いてある。
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オーガニックコットンのカットソーとかなんだけど、すんごく触り心地が滑らかだし、
生地自体もふっくら厚みがあって良い感じ♪

…ってこれ触ってて思ったんだけど、着物を着るようになってから、どうやら以前よりも、
洋服をデザインより生地や縫製で選ぼうとするようになっているのかもな〜っていう。


着物って、基本的に何年も繰り返して着ることを想定して作られているのよね。
着物は3代着られるなんて言葉もあるし。ま、これは絹物の話かなーとは思うんだけど…
それでも木綿や麻だって、数シーズンくらいではへこたれないみたい。
浴衣とか、阿波しじらとか薄手のものは無理かな〜?とは思うけど、丈夫な生地のものなら、
天地や前後を入れ替えて仕立て直すこともできるみたいだし。

和裁が反物幅をそのまま使って仕立てるのも、基本手縫いなのもあとで解くことを
前提にしているからで、それはつまり仕立て直したり仕立て代えたりして長く着ることや、
着るものとしての役目を終えた後でも他の使い道に生地を役立てるため…
つまり生地自体も当然、そうやって長いこと使えるのに耐えるだけの、
丈夫な生地である必要があるんだろうな。


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私の本麻新之助上布は今シーズンがデビューだけど、もう4年着てるっていう
新之助上布を触らせてもらった時、くたびれ感が全然なくて、逆に丈夫な木綿みたいで…
まーだまだ着られるなって感じだった!


丈夫な着物地は薄くて張りがあって、着つけたときの見た目も良いけど、着心地もナイス。
そんな着物地を全身にまとって、知らず知らず、「生地の良さ」ってやつを
日々身体で感じていたのかも…あ、私の場合、洋服地の着物も良く着てますが笑)
いやでも色々洋裁着物で作って着てみたことで、逆に着物地の良さもわかった気もするな〜
結局洋服地で着物を縫うときも、薄手で、ハリがあって…って、着物地に近い
風合いの生地を選ぼうとしてるもんな…


着物地は何年も何年も先のことを見て作られてる。洋服にない時間が流れているんだなあ。
その時間を味わってしまうと、洋服時間の短さに愕然とすることが…
数回洗濯するだけで何だかよれよれになっちゃった!とか、毛玉が浮いてきた〜とか、
ほつれてもたとか…あとはまだ着られそうなのに、流行遅れになっちゃって着るの
気が引ける(汗)ってのも…そんな「安かったのは良いけど、長持ちしない洋服」に
出会ってしまった時のショボーン感が以前にもまして大きいのよね(涙)
いや中には10年近く履いてるジーンズとか、あるのだけれど。


大量消費時代ど真ん中で育ったせいか!?なかなか安物買いの癖が抜けないんだなあ…
きっと洋服だって良い生地・良い縫製で気に入った定番デザインのものを選んで
大事に着たら、10年くらいは着られるのだよね…

着物の生地時間に見習って…少しずつかもしれないけど、洋服も
「長く使えるものを、少しだけ」にしていきたいものだなと思うのでありますっ



にゃんと、10年着られるTシャツ!
しかも藍染かあ…最近生葉染めにはまっているので気になるのう…

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洋服は着物みたいに自由に仕立て直しはできないけれど、でも繕いながら着るって
素敵だなーってこの本読んで思ったんだよね。
繕ってでも着たい!って思えるような、良い物に出会いたいな〜

posted by こ藤 at 09:52| Comment(2) | TrackBack(0) | やさしい生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月10日

藍の生葉染めに挑戦してみた

今年はベランダで藍と綿を育てちうなのですわ、うふふ。
芽が出た!てなってからひと月くらいかしら?てきとーに水あげてる
だけなんだけど、たくましく成長しまして…

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あっという間にこんな感じでわっさり。

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ちなみにこれは綿。さすが小学生があさがおの代りに育てるだけあって、
花は大概枯らすぜ!な私でもちゃんと育つわ〜♪


さて図書館で藍の本借りて来てちょっとお勉強してみたところによると、
梅雨の間くらいにがっつり一回刈り取ってやる方が後々繁りが良いんだそうで…
へええ、そうなの!?と思いつつ、刈り取りついでに藍の生葉染めに初チャレンジすることにっ
生葉染め、調べてみるとやり方が色々…媒染剤とか使って本格的に(?)染める方法も
あるようで、その方が色の定着は良いみたい。でも単純に、葉っぱと水だけでも
染める方法も載っていて…染め物初心者、まずは体験ってことで単純バージョンで挑戦!

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と、言う訳で根元から15cmのところでばっさりと。
(ほんとに生えるの!?と不安だったけど、一週間くらいたった今は新芽がにょきにょき〜)


青く染められるのは葉っぱだけだそうなので、姫様と一緒に葉だけを摘み取り。
残った茎も染め物に使うと灰色に染まるらしいが…?今回はやってみず。
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プランター一個分から、ボールにいっぱいくらいの葉っぱがとれましたー。


生葉染めで青く染まるのは、葉っぱの中の色素の成分?が、空気と反応するかららしい…
なので、葉っぱを細かく砕いて、水溶性の色素を取り出してやるんだそうなっ
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ミキサーに葉っぱを入れて、ひたひたの水を注いでガーッとひと回し!


おぉっ、青汁…みたいなのが出来た…(笑)量はちっこいボウルに一杯分。
臭いは藍染めのあの特有の香りは無くて、普通の葉っぱの匂い。
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絹が一番染まりやすいんだそうで、綿はあんまりだって。
師匠から麻もそこそこいけるとの情報を入手したので、家にある新之助上布の半衿ハギレを投入。
でもこの量なら、絹の半衿くらいは染められたかも!?

しばらくつんつんつついたりかき回したりしてたものの、面倒になり漬け置き…
色素が染まる力を保てるのは一時間くらいとネットに書いてあったんだけど、
この日はこのまま散歩に出てしまいたっぷり2時間ほど放置しましたわ(笑)

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そして2時間後。薄い緑色になってます。
それにしてもちっこい葉っぱの破片が邪魔〜!ガーゼかさらしに包むべきであったなっ
あと手袋も使わなかったら、手が微妙に青く染まった…(笑)


ギュッと絞って陰干し→そのあと水洗いして乾くまで。
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緑色がうすいスカイブルーになりました〜♪
乾いてから水洗いもしてみたけど、簡単には落ちないみたい。

染め物用の生地使わなかったからなのか、漬け置く時にほっちらかしてたからなのか…
原因不明ながらちょっとまだらになっちゃったけれど(汗)
でも葉っぱだけでこんな風に染まるなんて、面白い!


夏になって葉っぱがまた生えたら、もう一度やってみるつもり〜
スカイブルーの帯揚げとかいいかもねん…むふふっ。



こういう染め物用のシルクのスカーフとか、ハンカチとかがオススメみたい。
動物性の繊維が染まりやすいらしいよ。どおりで指が染まるわけだ…br />
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図書館で借りた本。楽天だと画像が無いんだけど…
ちっちゃな絵本で、絵も可愛くて、姫様が気に入ってしまって離さなかった(笑)
内容自体も種からの藍の育て方に、今回みたいな葉っぱと水だけの染め方、
あと種を取るまでが紹介されていて、生葉染めに挑戦したい人にぴったりの内容だった♪


posted by こ藤 at 08:46| Comment(10) | TrackBack(0) | やさしい生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

藍と綿栽培中 芽が出ました〜

ゴフクもはさまり結構前の話になってしまいますが…(汗)


5月の初めに植えた藍と綿の種…芽が出ました〜♪
って、これ半月くらい前の写真なので6月入ってもう一回り大きくなってるんだけどもっ

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藍は種撒きすぎたのか!?ぴょこぴょこ、小さい芽がたくさん!
というか、たくさん出すぎて間引きが大変なくらい〜(笑)

しかし早くも私の適当ガーデニングっぷりがいかんなく発揮され…発芽するまで
土が乾かないようにとカバー被せたりしてたんだけど、どうやらすきま風が
入っていたらしく土の乾いちゃったとこと湿ったとこと発芽に時間差が(汗)
奥が発芽する前に手前のがずいぶん大きくなってますな…


綿はこちら。
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綿はにょきっと大きめなのが出たー
こうして見ると、ちょっと朝顔に似てるかも…間引きも要らないし、
確かに小学生が育てるのにぴったり!?


今年は綿と藍以外にこれも植えてます。
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去年種取った朝顔と、苗を買ってきたプチトマト!
トマト用の支柱が無いので朝顔用の支柱で無理やりやってますが…でも元気に成長中。
姫様があんまりトマトが好きなので、この夏は自家栽培トマト計画なのだ。むふふ。
今一番伸びてるのはトマトかも(笑)頑張れ、綿と藍〜!




育てた藍で生葉染めの夢広がり中。
これ藍の建て方まで載ってるみたいなんだけど…自分でもそこまでできるものなの!?

posted by こ藤 at 09:56| Comment(6) | TrackBack(0) | やさしい生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

藍と綿の種を植えてみた

植物を育てるのはあまり得意な方じゃないんだけど…
芽が出て葉が繁って〜っていう様子を見るのが楽しくて、毎年この季節には
色々種やら何やらを植えてベランダガーデニングを楽しんでいるのであります。
とはいえ植えたら植えっぱなしで水やるくらいしかしないので、丈夫な植物限定で(笑)


去年まではバジルとか、朝顔とか近所のホームセンターで買ってきたの植えてたんだけど、
今年は一念発起!前々から気になっていた植物を育ててみることに〜
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じゃーん。藍と、綿!
着物を着るようになってから糸とか染めとかに興味がわくようになり、もちろん
藍染めにも興味深々。もちろん藍を育てるだけでは本当の藍染めは出来ないけれど、
葉っぱでも生葉染めができるという話を聞いてから俄然やってみたくなってしまった!
果たして藍ってどこで買えばいいんだと思ったが、普通に楽天市場で売ってたよ…
同じ店で綿の種も売っていたので、ついで買い(笑)


育て方が良く分からないんだが…どちらも結構丈夫だという話なので、
ざっくりプランターで育ててみんとす。
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これ藍の種。袋の指示に従い、ぱらぱらーと撒いてみました。


綿の種は開封して衝撃!
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すでに綿だわ!
こちらは朝顔みたいにして穴作って撒いてみた…

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種まき無事終了したので、お水をじゃあじゃああげておきました。

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ちなみにこちら、アボカドさん。
食べた後の種を水につけておいたら、バカン!と割れて芽が出てきて、3年目っ。
いつか立派な観葉植物になるんだろうか…


さて無事に大きくなるかしら…
枯れずに育ったら、成長日記をつけようと思います♪



こちらはポットだそうな。
さすがに近くのホームセンターには売ってなかったよ…
種はたくさん入ってたから、プランター一個分しか撒かなかったので半分以上余った(汗)

posted by こ藤 at 12:21| Comment(8) | TrackBack(0) | やさしい生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

ジーンズを補修&リメイク

「ちくちくきもの」な割に近頃ちくちく記事がありませんな…
最近お針仕事、してないのですわ(汗)

去年はもうほんとに着るものなかったから、必要に迫られてお裁縫してたけど、
今年は結構一通り作ったから、着るものには困ってないんだよな〜


でもちくちくは好きだから、ちょこちょこと軽作業。きものじゃないけど…(汗)
この日は気になってたジーンズの裾を補修することに!
これ結構長く履いてるな〜。5年くらいになるかしらん。
以前はヒールに合わせていたからちょっと裾が長めだったんだけど、ぺたんこ靴ばかり
履くようになって裾が擦れちゃったのよね〜
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まずは擦り切れ部分をブランケットステッチで補修〜


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さらに裾がずらないように、ぺたんこ靴対応の長さに裾上げしとくことに。
折りあげて、まつり縫いでちくちく。
着物縫う時もくけ縫いばっかりしてるから、これは慣れたものなり♪


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仕上げには裾に飾りのレースを縫いつけて〜


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かんせーい!
ふっふっふ、愛着が湧く仕上がりになって嬉しいな〜


巷では激安ジーンズが流行っているけど、この子もまだまだ履けるもんね!
長く履いてあげたいから、私がサイズアウトしないよう気をつけなくては…(汗)




ブランケットステッチなど、補修方法はこの本を参考にして。
この本、穴あき、虫食い、擦り切れにシミ…と、あの手この手で色んな服を補修してて、
読むだけで何か繕いたくなるっ!

posted by こ藤 at 07:47| Comment(6) | TrackBack(0) | やさしい生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする