そこそこ田舎なので各種生活に必要な施設まで公共交通機関が整備されておらず、
車は準生活必需品です。。

先日はこんな感じ。
着物で車を運転…出来るの!?と驚かれることもあるけれど、やってみれば案外できちゃうもので…
今回は着物で車を利用するポイントをメモりますぞ。
夏祭りにお出かけ時はこんな感じで。

まずはそもそも、着物で車を運転して良いのか…?ということなんですけども。先日お坊さんが僧衣で車を
運転していて交通違反をとられ抗議の結果、服装に関する規定が改められることになったとニュースでもあったな〜
手持ちの滋賀の交通安全のしおり(免許更新時にもらった)に付属する「交通の方法に関する教則」によれば
運転姿勢等についての項目には、「運転するときは活動しやすい服装をしましょう」
「げたやハイヒールなどを履いて運転してはいけません」…との記載。結構あいまい(汗)
具体的にどのような服装が駄目なのか?は各都道府県の公安委員会の判断に委ねられているそう。
ざっくり調べてみたところ着物で運転してはダメ!とは明記されていないものの、着物を着慣れない方であれば
着物では動きづらい(汗)と感じるような場合もあるかも。そんな時は無理せず洋服で運転するほうが良いのではと。
履物に関しては歯のある下駄はペダルが踏めないからNGだとして草履についての言及はないけれど、草履だけじゃなく
スリッパやサンダルなどかかとが無い靴はすっぽ抜ける危険性があり履いてはいけないと規定されている
場合が結構あるようなので、フィット感の無い草履は車内で履き替えちゃう方が安全かも。
私はかかとベルトのあるクロックスを使ったりするけどこれもサンダルの一種になってしまうのかな…?
ちょっと分からないところもありつつ…乗車してみませう。
運転するんじゃなく、車に乗せてもらうときもこの方法で乗り降りすると着崩れしづらいと思われるよ。

乗るときは後ろ向き。
裾を少し持ち上げるとおしりあたりの生地に余裕が生まれます。

そのまますすーっとおしりから乗車。
今回は車高の低い軽自動車なんで、椅子に座るような感じで普通に乗れました。

座席に付いたら体を回転させて前を向けば、おっけい。
乗って座席についてしまえば、あとはいつも通り運転するだけ!
袖がハンドルやレバーに引っかかって危ない…ような経験は今まで無いんだけど袖がじゃまならタスキすると良いかな。
かけ方はこちら→フネさんを目指す人のために たすきの掛け方
履物対策をしておけばペダルの踏み心地も大丈夫。私は座席に乗ってから着物の裾をひざ上くらいまでめくって、
足が動きやすいようにしちゃってます。まねされる場合はそのまま降りたりしないように十分ご注意を…(爆)
帯まわりについては、帯や結び方によっては普段と同じ運転姿勢が取れないことがあるので、
車を運転するときは出来るだけ半幅帯などの軽い帯で、後ろぺたんこの帯結びにしてるかな。
しっかりした帯をお太鼓にしたりすると体幹の曲げ伸ばしがほとんどできないから、いつもよりも妙に伸びた姿勢で
運転することになっちゃうので…卒園式の時は15分程度の短い時間のドライブだったけど、
長い時間運転するのは大変だったかも!
そんなわけで着物で車に乗らねばならぬ!な場合には、履物やお袖&裾などに気を付けつつ
安全運転で運転されてみてくださいませ〜
足袋履いてると普通の靴に履き替えるのが大変だけど、
ドライブ用のサンダルならいけるかしら。。
クロックスもかかと用のバンドがあるんですけども。
私は家で室内履きにしてまする。スリッパと違って全然くたびれないのが良いよー