2010年06月23日

麻着物の底ぢから

さてさて、先日の新之助上布展示会では二日間麻の着物で過ごしました。
私、ラミー麻100%の着物は今シーズンが初体験なのでありますわっ!

やっぱり着るものだもん、売るんだったら自分も着ないとね!
ということで基本的にウェブショップで売るものは、実際自分で身に付ける方針で。
まああの、単純に自分も欲しいっ!というだけといううわさもありますが…(汗)

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綿麻のプレタは以前イベントをお手伝いした時にお給料代わりに頂いたものがあったんだけど、
麻の着物はB反の中から反物を譲って頂き…
どう考えても自分で縫ってたら展示会に間に合わんな!と思い、仕立てに。
お願いしてた呉服屋のおじちゃんとこの和裁士さんが、専業じゃなくなっちゃった
んだそうで納期がかかると言われたんだけど、ちょっと急ぎで縫ってくださった!


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そして縫いあがったのがこちらなのでした。
いつもは黒とか茶とかベージュとか、地味〜な色が多いんだけど…これ一目ぼれっ!
派手かな?と思ったけど、案外ナチュラルな感じで良かった♪


さてさて東京での二日間…梅雨の晴れ間で暑かった〜!
バタバタで天気予報は見れなかったけれど気温30度超えてたのではないかなと…
梅雨だし雨なら涼しいのか?と思って実は綿麻ちぢみを着て行ったのだけど、
東京駅を降りた途端の「むわ〜」っとした熱気にびっくり!会場に付くなり
急いで麻の着物に着替えて、そのまま2日間通したんでありました。
こんなことなら綿麻ちぢみ、持っていかなくても良かったのね(涙)
そいえば彦根って、基本的に京都大阪よりも2〜3度気温低いんだったなあ…


そして麻の着物の感想は…「地味に涼しい」っ。
夏は麻しか着られない、とか、麻の涼しさは格別だ、とか色んな前評判を
聞いていたので、どんだけすごいんだ、麻〜っ!?っと思っていたんだけど…
この涼しさは、地味ですなっ。でも地味だけど…地味にすごいかも!

羽織った瞬間、「うわっ、冷える!」とか、「汗がでなくなる〜〜」とか、
そういう魔法みたいな効果はさすがにありません…(笑)
でも触った感じ麻ってちょっとひゃっこい感じ。で、羽織ると冷たくはないけど、
綿みたいにもわーってする感じもないかな…?という感覚。
汗はいっちょ前に出る(笑)んだけどこれまた、かいた汗が、引きやすいのよねん。
浴衣とかだとかいた汗がそのまま着物にとどまっていて、脱ぐころにはびっしょびしょ!
になっちゃうんだけど、麻は何だか汗が飛んで行っているような?
一日終わって汗かいたなーと思っても、脱いだらさらっとしている…
東京で2日間着たけど、帰って脱いだら着物も襦袢(←リネン)も全然汗びしょに
なって無くて汗臭くもなくて不思議な感じ。タオルも使ってないのに〜
襦袢は洗濯したけど、結局麻の着物はまだ着られそうなので霧吹きでシワ伸ばしただけ。
さすがに真夏にはぐっしょりになるんではないかと思うけどっ。
同じ気温でも蒸し暑いのと、からっとしてて暑いのとでは違うものね。
蒸れないというのはとっても快適なのかも♪

あ、あと風が吹いた時はすごい!
着物の中を、風が駆け抜ける感じ〜♪身八つ口とか袖とかから「吹き込む」んじゃなくて、
まさに着物をすり抜けてというか…ちょっと強い風の時なんか、肩とかおしりとかに
直接風がぶわぁ〜!!って当たる感じがするの〜。
爽快なんだけど、おしりを風がなでるのはちょっと恥ずかしい(笑)


私、暑いのには強い方だと思うし、去年の夏も浴衣で生活して特に不自由なかったんだが…
この、一日着てから地味に感じる麻の底ぢから…何か布ナプ使い始めた時の感触に
似てるかも!うーん、ちょっとはまっちゃうかもしんないな〜
麻を着てる人が口をそろえて「麻、いいよぉ〜」って言う訳がちょっと分かったかもねん。
この夏はたくさん麻の着物を着たいなあ♪



リネンとラミーは同じ麻と表記するのだけど、違う植物なのだ!
ラミーのほうが薄手の生地を織るのに適しているから、夏着物の麻は、ラミーなの。
posted by こ藤 at 09:53| Comment(8) | TrackBack(0) | きものと暮らす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

単衣の着物に居敷き当てを付ける 縫いつけ編

さて新之助上布展示会も始まり…明日から二日間私も東京ですっ!
なので途中になってる居敷き当てのちくちく記事、先に書いとこという。

さて下準備編(こちら)で準備完了!な居敷き当てを、着物に縫いつけて行きまっす〜

この付け方で合ってるのかどうかちょっと不明だけど、居敷き当てだしね!
それなり付いてりゃいいや〜な軽ーいのりでちくちくっとな。

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今回は後身頃の幅いっぱいに付けることにしたので、結構付いてる範囲広め。
洗濯したり、着ている間に居敷き当てがずれたらやだな〜と思ったので、
居敷き当てのちょうど真ん中を縫ってつないだ縫いしろと、着物の背縫いの縫いしろのとこを
重ねて縫いとめておくことに。

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ま、こんな感じでざくざく縫いで〜
居敷き当ても、着物の背縫いも、縫い目にキセをかけて縫いしろを倒してあるので
縫いしろが同じ方向に倒れるように重ねるのがミソですなっ

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真ん中を縫いとめて、ぺらーっと開いてみたらこんな感じ。
結局今回の居敷き当ての大きさは、着物の後身頃の幅いっぱい×高さは腰のあたりまで。
だから大体幅62〜3cm×高さ90cmくらい…かな?結構目分量(笑)
居敷き当てを後ろ幅いっぱいに付ける時は、普通は着物の打ち揚げ?だったっけ?
背中のあたりに作ってある縫い込みのとこまでドーンと付けるのが普通らしいんだけど。
でもそれやると、あまりに暑そう!!と思い…
今回は独断と偏見により、ちょうど自分の腰ひも位置の下あたりで止めてみました。
今のとこ洗濯数回だけど、縫い目が変になったりはしてないかな〜

ただ今回のように中途半端な高さで付けると、くける時に縫い目が外に出てしまうので
ともすると着物着てる時に居敷き当て付いてるのが外からバレちゃうかもっ!っていう恐れが。
ちょうどおはしょりで隠れるような位置に来るよう、高さは要調節!

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裾周りと、脇部分は縫いしろに1cmくらいかぶる感じにして、縫いしろにくけつけまっす。
これなら着物の表に縫い目が響かないから、結構適当でもOKっぽい。
本ぐけでもいけるんじゃ?という感じながら、今回はざっくり目の折りぐけで。

くけって何〜!という方はこちらの和裁の基本ページをどうぞん(こちら

一番上の端は上述の通り、着物の表に縫い目が響くから、出来るだけ縫い目が
ちっちゃく出るように折りぐけ!
手持ちのお尻部分のみの小さめ居敷き当てだと、上は縫いつけて無くて開いてたんだけど…
今回さすがに範囲が広いので、丈夫さを考慮してくけときましたわっ。


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さっ、左右上下と4辺くけ終わったら、完成〜♪
何かちょっと裾がギリすぎか!?と思いつつ…まあいいや。擦り切れ防止になるかもだし(笑)
そんなちくちくワンデーソーイングでしたっ。


さてこれでちょっと安心して着られるわ♪
こうしとけば裾の透けが気にならないから、さくっと夏の浴衣として着るのも良いなあ。
うむ、この夏もたくさん着物着るのだっ!



内容と全然関係ないけど、コレ買いましてな!
去年ここのウレタン草履買って、ずっと履いてるけどなかなかに丈夫なの〜
LLとはいえ、私の足にはちょっと小さいのだが…ちょうどふだん履きの下駄を履きつぶした
ので買い足しっ
posted by こ藤 at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | きものと暮らす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月09日

単衣の着物に居敷き当てを付ける 下準備編

すっかり単衣の季節ですな♪
とはいえ木綿ウールポリ麻と、通年単衣生活な自分なんですが。わは。

さてさて、単衣の着物だと悩ましい問題が。それはお尻の縫い目っ
しゃがんだり正座したり、椅子に座ったり…お尻の縫い目には1日中色んな負荷がかかります。
もちろん座るときには少し裾を持ち上げて余裕を持たせて…とか心がけるんだけど、
それでも広がるお尻の縫い目!何にもしない状態で着ていると、
縫い目の「キセ」が取れて、縫い目が広がってきてしまうのだ〜
去年なーんにも考えずに着倒したプレタの浴衣は、縫い目ミシンだったから、
生地の方にダメージが回ったらしくシーズン終わりにお尻の生地が裂けかけていたわ…(汗)
浴衣くらいなら同時に生地もへばるから着つぶしってことで良いんだけど、
フツーの着物でお尻裂けちゃうなんてのは避けたいところっ!

そんなデリケート(?)なお尻の縫い目を守るのが、「居敷き当て」♪
お尻にもう1枚布を当てることで、お尻負荷を面で支えますぞっ
もちろん付いてるからってお尻部分が全くへばらない訳じゃないけど…
有るとないとではやっぱりお尻のくたびれ感が違う感じ!生地もしゃっきり感が続く〜
そんなわけで自分でお仕立てする時はデフォルトで付けてもらうようにするのだけど、
プレタの着物にはこれ大抵付いてないのよねん…。ガンガン普段に着るには、
お尻の事なぞかまってられませんので居敷き当ては必須!早急な対策を〜


というわけで、付いてないなら付けるまで!
新之助上布のプレタ単衣に、「居敷き当て」を取り付けまっす。
手持ちの和裁本の縫い方(付け方?)とは違う方法、適当オリジナル法ですが
以下さくっと居敷き当ての付け方で〜

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こちらがビフォー。ちょと透け感、薄手で涼しい綿麻ちぢみの単衣でございます。
お尻に布つけるとちと厚みが出るけど、実用性には替えられないわ…

居敷き当てに使われるのは、お仕立ての際なら共布って、着物を裁った残りの布。
これなら洗濯しても同じように縮むし、同じ布なら透けも安心♪
共布が無ければさらしの布が一般的かと。可愛い柄のてぬぐい使ってる人もいるそう〜
透ける着物には使えないけど、てぬぐいなら着る時むふふと嬉しくなりそう!
共布と違う生地を使うなら、付ける前に水通しして縮み予防は必要かと思われまっす。

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今回は家に色違いの綿麻ちぢみの反物ハギレがあったので、コレ使ってみることに。


居敷き当ての付け方もお尻の部分だけ部分的に…とか、腰回り全部!とか、
色々やり方があってコレでないとダメ!!ってことはないみたい。
手持ちの居敷き当て付き着物も、居敷き当ての付け方、大きさは色々ですわ〜。
共布で付ける時はお尻の部分だけの事が多いけど、これは余り布の量の問題かっ。
腰回りにドーンと!と付けると分厚くはなるけど、透け感が無くなるので
外から見て居敷き当て付いてるってばれなくなるのが良いみたい。夏着物とか透け感のある
着物に付ける時は、思い切ってどーんと大きくつけるほうが良いそうな〜

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今回はどーんと!後身頃の幅いっぱいに付けてみることに。
ハギレも反物幅なので、横に並べてミシンで縫いつなぎまっす。

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こんな感じで、幅広くなりました♪

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縫い目に気持ちキセをかけ(キセって何じゃという方はこちら)て開いて、
あと4辺の端も、着物のサイズに合うようにアイロンで折り目を付けて調整〜。


さてこれで居敷き当て本体の下準備完了♪
次はちくちく縫いつけでっす!



おぉ、居敷き当て専用布!これは正絹とかの着物に付けるんだね。

阿波しじらのハイムラヤさんでも。
こうやって仕立てのオプションで選べるようになっているところが多いのかな。

posted by こ藤 at 10:35| Comment(4) | TrackBack(0) | きものと暮らす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

洗う前の、汚さない気遣い

ややー今週の水曜日は、忙しすぎて更新できませなんだ…
さてさて。私は着物を自宅で洗っております!という記事を先日書きましたの。
やっぱり毎日着る服だから、家で洗えるってとっても大事。


一昨年かな?着物着初めのころは、洋服地を洋裁でミシン縫いしたものを着ていた。
生地も仕立ても、洋服と一緒。まさに「着物型ワンピース」って感じで洋服と同等扱い!
授乳中だったのもあり着るたび汚して、それこそガンガン着る→洗濯機でガンガン洗うコース
だったなあ…それから普通の(?)着物にもやっぱし興味が出てきたから、ウールとか
産地ものの木綿の着物も着るようになって。今年からは、襦袢に絹導入!
仕立ても自作のものもお仕立て頼んだものも、基本和裁仕立てになってきた〜

で、そうやって着物の生地とか、仕立ての方法とかが変わっていく中で、
洗濯に対する考え方もちょっと変わってきたかなあって思うんだ。
自宅で洗えるって大事だけど、着物に関しては、洋服と全く同じ扱いで洗うのは
ちょっと違うみたい!って思うようになったのよねん。

木綿の着物は、最初はちょっと硬い感じ。これが水に通すたび柔らかくなって、
身体に添う感触になってくるんだけど…これってある意味「生地の腰が抜けていく」感じで。

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阿波しじらなんか、仕立ててすぐの頃調子に乗ってじゃぶじゃぶやってたら、
2,3ヶ月で「へなへな〜」って感じになっちゃって!こういう変化って好みだと思うんだけど
私としては思っていたよりも生地の変化が速かったので、慌てて着る回数を減らしたり、
汗とりに肌着をしっかり着たりして、なるべく洗濯しなくていいようにしたんだった…
よう考えたらTシャツだって洗いこむとへたってくるもんな…
それに仕立ても、ミシンでがっつり縫った着物と、手縫いでゆるーく縫われた着物を
同じように洗うわけにはいかないなーと。洋裁着物はネットにも入れずに洗濯機で
ガンガン回すこともあったけど、手縫い仕立ての着物はそうはいかない…
ちょっと引っかけただけで縫い目が裂けたりするんだもんなあ。
着物って生地も仕立てもデリケートなんだ〜

あと洋服は、トップス&ボトムスっていう風に別々のアイテムを着ていることも多いから、
Tシャツは洗っても、ジーンズは洗わないなんて選択肢もあり。
でも着物はそうはいかないのよね〜。裾が汚れたり、衿が汚れたり、袖が汚れたり…
その都度そこだけ取り外して洗うってことが出来ないから、結局かさばる着物を
うんしょうんしょと洗濯に回すことに。洗うのも干すのも一苦労!


着物って、洋服みたいにガンガン洗濯できる仕様になってないのよね。
服を洗うと言えば洗濯機にGO!スイッチピッ!のバリバリ現代っ子だった自分には、
この点に気付いた時は軽くカルチャーショックだったわ…


洗濯は面倒だ。生地へのダメージも少なからずある…んじゃ出来るだけ洗濯しない方向で♪
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ってことで、家事の時は上っ張りやかっぽう着、前掛けなどをちゃんとつけるようにした!
いやー、元々洋服の時にエプロン付けて家事するとか、そういう習慣が無かったの私(汗)
だって汚れたら、洗えばいいじゃん!って思ってたんだもん…ゴメンナサイッ


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食事時には手拭いを敷いて。
家に居る時は前掛けがあるとあんぜーん。子供って、膝の上でこぼしながら食べるからねっ


半襟を付け替えるのも、お洒落も兼ねるけど本来は襦袢を洗う回数を抑えるためだもんね。
物を取る時に袂をよけたり、階段とか上がる時には踏まないよう裾をちょっと持ちあげたり…
所作で出来る汚れ防止もあるなあ。私は普段の働き着の時は、もう初めから裾を
短めに決めちゃってますが!家事してる時に床に擦れると汚れるし、踏んでしまう〜
ほんとは着る前に手を洗うと、帯締めや帯揚げなんかに手あかがつかなくて
長持ちするんだけど…もう普段用は普段用と割り切って、そのまま着ちゃってる(汗)
良い正絹を着る時は、手も洗うしたとう紙も敷きますぞっ


色々汚さない工夫の結果、今シーズン来ている着物は、まだ洗濯数回っ
お手入れ楽ちんに着物を楽しみたいものだなあ♪



本屋でちらっと立ち読みして、うーん持ってた方がいいかな〜と迷いちうの本。
まあこれは洗濯の話と言うか、着物のお手入れ基本知識&お直し方法の紹介って感じの本。

ロング丈なら膝までカバーしてくれるから、前掛けなしでも汚れないもんね〜


posted by こ藤 at 08:20| Comment(14) | TrackBack(0) | きものと暮らす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

着物は世代を超えて

実家からばあちゃんの家が徒歩圏内なので、実家に帰る時にはばあちゃんちにも顔を出しに。
お出かけする時も特に理由がなければ着物だし(普通と逆ですがっ)、
着物で行くならかさばる洋服はもう持ってかないので結局普段着物のままばあちゃんちへ。
正直正統派ではない自分の着物だけど、カワイイ孫だからか?結構喜んでくれる♪
まっ、「キチンと着なはれ」と衿元直されたりもするけどねん(笑)


ばあちゃんはもともと着物好きとは聞いていたけど…ばあちゃんと着物の話を
するようになったのは、私が実際着物を着るようになってから。
とはいえ「昔の着物はこうだった」とか、そういううんちく系の話はあまりないなあ。
いやでも和裁学校に通ってたっていう話はこの間初めて聞いたが。
ともあれ、主にばあちゃんの着物コレクション(膨大!)を見せてもらったり、
小物とか譲ってもらったり。残念ながら私とは身長が20cm以上違うため、着物をそのまま
受け継ぐのはかなーり無理がありそうなんだけど、他にも受け継げるものは色々あって。

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「もう私には若いから」と譲ってもらった博多織(本場の博多織かは不明だ)の
八寸は、昨年夏に締め倒したなあ♪元々柔らかかったけど、ふなふなのくったくた!


確かに、洋服ほどの流行がない衣服とはいえ着物にも時代ごとの特徴はあるから、
今お店に並んでる着物の色や柄と、10年前、20年前のものはやっぱし違う。
イベントとかでたっくさん着物の人がいるとことかに行くとなるほどーと思うんだけど、
「ああ、この人はプレタみたいだなあ」とか、「最近のお誂えかしら(帯も一緒に誂えたの
かな?)」とか、「昭和のタンスから一式出てきたかのようだ…」とか、
やっぱり雰囲気が違うのよね。でも現代もの=オサレ、昔の=古臭いって訳じゃないし、
昔の着物でも今着てもナイス!ってのもあり、現代ものでもうーん、イマイチ食指が
伸びないのぅ…ってのもあり。

洋服だといくら上質でイカス色柄の生地のスーツでも、肩パットが入ってウエスト絞ってあると、
あちゃー2010年には着れないわこれ…になっちゃうし、だぼだぼシルエットだと
楽そうだけど、私の世代が着るデザインじゃないよね〜になっちゃう(涙)
でも着物はそうじゃないよね。色柄さえナイスでサイズが合えば、ばあちゃんのでも着られる♪
ばあちゃんの洋服で着たいと思えるものは少ないけど…ばあちゃんの着物なら、着てみたいっ
これって着物と洋服と、決定的に違う強みだと思うのよね〜。

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お教室させていただいてるけど、やっぱり最初はみんな、お母さんやおばあちゃんの着物。

もちろんマイサイズに誂えた着物はお下がりより着やすいし、現代ものなら今の時代に
あった色柄が出てるし(とはいえ無難ながら面白くない色柄が多すぎなんじゃないかとは
思いますがのぅ…)、新しく買うことが無ければ今現在着物を作って働いてる人に
お給料が入んないんだから、古着の良さだけをフィーチャーしたいとは思わないけど
それでも世代を超えて、着物を受け継ぐって良い事だよね♪


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この間上着もらったので、ちょっと着てみた。
ちょっと裄足りないけど…まあ長手袋でカバーすればイケる範囲かしら。


私が譲ってもらうのは帯が多いけど、ばあちゃんに会う時はなるたけ
譲ってもらった帯を締めて行くようにしてる。やっぱし譲ってもらったものを
実際着てるとこ、見てもらいたいし♪ばあちゃんも「それ私のやなあ」って喜んでくれるし。
思い入れとか、ストーリーまで受け継げるってのも、お下がりの嬉しいとこよね。
まあ、思い入れには色々あるから、嬉しいストーリーばかりがまつわり付いてる
着物ばかりじゃないとは思いますが…


まああれだ、タンスに軟禁状態の着物がありましたら…
ぜひお外をお散歩させてあげませう♪




昔の着物って言うとアンティーク着物のイメージが強いかもね!
現代ものには無い色柄のものに惹かれる人は多いんじゃないかと。コーデ本も色々
出てるし、眺めるだけでも楽しーい。
しかし実際こういったコーデを普段着としてさらっと着るのは、私としては
ちょこっとこそばゆい感じ(笑)
posted by こ藤 at 09:30| Comment(6) | TrackBack(0) | きものと暮らす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする