2017年04月11日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 衿先の処理〜衿完成

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

衿付けの最終回、衿先の処理でございますっ
衿先も適当に縫い代が中に折り込まれていて縫い付けられていれば自由な縫い方でも良いのかも…なのだけど
この衿先の処理、途中までは何をしているのか自分でも良く分からないのに、最後ひっくり返すとあら不思議
きれいに形が出来ている!!というのが何だか裁縫上手くなった感(錯覚)があって結構好きです…

スタートはこの状態から。
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写真手前が衿、奥がおくみ&身頃。

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こんな感じで衿がついてます。

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衿付け終わりの位置(上の写真の青丸付近)で衿の縫い代側から針を入れ、おくみの縫い代から針を出して、

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衿の反対側(?)の縫い代の山を小さくすくって、最初に針を出したところにもう一度針を通します。
衿付け側の衿縫い代→おくみ縫い代→衿付けと反対側の衿縫い代→おくみ縫い代 と一周する感じ?


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衿を中表に合わせて糸を引き絞り、止めちゃいます。

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衿の縫い代を手前だけ開いて…

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衿付けどまりで先を折り返し、折り返したところから5mm上を縫います。普通に並縫いしてまする。
開いた縫い代を上からかぶせるよ。


そして中表だった衿をひっくり返して元に戻すと…
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衿先が…!出来ている…!!

両方の衿先が作れたら衿を出来上がり幅に折って、本ぐけでくけつけます。
ここまで幾たびものくけくけステージを乗り越えて縫ってきた方には特に説明も要らないかと思うので、省略!
(写真が残ってなかったという説)

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はい、できました…っ!(汗)

あとは袖付け!ゴールがいよいよ見えてきましたな〜〜(このシリーズもね、汗)




わたくしめの和裁は先生に習ったでもなく、本見ながらの自習(↑教科書こちら)なので
結構適当です!しかも細かい部分あとから本を見返してみるとこんなことしてないわ…(しろめ)
と抜けてる行程もあるのでしっかり和裁されたい方は本を見たりお教室で教えてもらったりされると良いかと…!


手持ちの和裁本は分かりやすさ重視!な入門書的なものとすべての着物の縫い方を網羅してます的な全書
(上記のリンクの本ではないのだけどこんな感じの)2冊を読み比べながら縫ってるけど、寸法とか手順とか微妙に
違ったりして、何となく都度楽そうなやり方を選んで縫ってたり。それでも一応着られるものになるから
オカン和裁的にはこれでいいのだ(バカボン風)で進めちゃってますわ…
posted by こ藤 at 16:00| Comment(4) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 衿に三つ折り芯を付ける

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

衿縫い付け編の2回目でっす。
前回ミシンで縫い付けた衿まわりをきれいに整えていきますぞ〜

衿をふっくら仕上げるため(だと思う)三つ衿芯を入れまする。
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衿を手前に、身頃を奥にして広げたところ。

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衿の中には前身ごろやおくみのあまり布が入るんだけど、首の真後ろのところだけ余り生地が居ないので

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ここに生地を入れてあげるんですなっ
和裁本曰く新モスなどの丈夫な布を使う…とのことでしたが今回は家に合った綿のさらし布です…
仕上がり衿幅−5mm × 衿肩開きの2倍に+5cm  くらいで、適当な大きさで。
衿の縫い代に縫い付けておくけど、お洗濯の多そうな着物なら前身ごろにも仮止めしておくと良いみたい。

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三つ衿芯の仮縫いが出来たら衿の端を出来上がり線で折り、アイロンしていきまっす!

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衿まわりはこんな感じに。身頃やおくみの余り生地もきれいに折って衿の中へ〜

次回は衿付けの最後、衿先の処理でっす!




新モスとはモスリン(毛製の織物)に似せて織った綿織物、だそうな!綿さらしよりは糸も細くて織も密、
きめ細かくしっかりした感じだったはず。
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さらしはこちら。
本来は肌着とかじゃんじゃか縫うならさらし、仕立てなら新モス…って感じで使い分けるのかな?
posted by こ藤 at 15:00| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 衿の縫い付け

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

し、しばらく更新が開いちゃいましたが…洋服地で縫う単衣の着物の縫い方シリーズです。
ついに最大の難関、衿付けがやってまいりましたよ…!

(お分かりかとは思いまするが)ここを付けます。
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ほぼ直線でできている着物だけど、衿まわりだけはカーブしているから縫いづらいんですな。
基本的にお裁縫力が低いので何着縫っても衿まわりはうまく縫えるか毎度ハラハラドキドキ。

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衿を身頃に待ち針で仮止めしていきます。縫い付けるのは、色を付けた方っ
1…背中心〜衿肩開き 2…衿肩開き〜剣先 3…剣先〜衿先 って感じかな?
身頃にも衿にも印つけをしているはずなので、ずれないように気を付けて。

私の腕では毎度微妙にずれて衿の長さが思ってたのと違う??などといった残念な事態が起きますが…(汗

一番慎重に進めるのが肩開きまわり。
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こんな感じでカーブしているところは衿にゆるみを持たせながら縫い付けねばなりませぬ〜
和裁本だと「ここからここまでに○○mmのゆるみを入れ…」って細かく指示されているのだけど、出来ぬ(白目)
きっとプロの技で縫えれば衿元もしっとりと体に沿うのだろうな〜〜と思いつつ、オカン和裁的には生地がひどく
つれたりギャザーが寄るようなことなくつけば良いかな、程度で縫ってます…!

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ゆるみを入れたい衿肩開きまわりに待ち針を打つときはこんな感じに。
指を衿側から押し当てて、生地が弓型になるようにして待ち針を打ちます。

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待ち針だけで縫うのは怖いのでしつけ糸で細かく仮縫いをしてから。この時衿や肩回りの生地にギャザーが寄ったり
していないか、生地が変につれたりしていないか、仮止めしてある力布の布端が縫い代に入っているかなどを確認!

衿付けは再びミシンで。ドキドキしながら縫いまして…
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ハイ、付きました〜〜

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衿肩開きも無事カーブになってて一安心。

次回も衿と衿先の処理でっす!


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着物で曲線を縫うのは衿(と袖丸み?)くらいだけど、洋服だと袖まわりとか襟ぐりとかカーブが多いから
曲線用の定規なんてのもあるのね。洋裁でシャツとか縫える人は尊敬しますわ…


おそらくこの衿付けが一番待ち針を使う場面ではないかと。いつも手に刺さるくらい使ってます(笑)
輸入物のハートの待ち針可愛いな〜
posted by こ藤 at 17:03| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 衿に掛け衿を付ける

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

さて衿を付ける準備その2、掛衿ですっ。共衿ともいうかな?
着物の衿って首周りだけ2重になっているのだけど、その上にかかってる衿のこと。

もともとは汚れやすい衿を守るためにつけられた(ハズ)かけ衿。度々洗うのが難しい着物でも、掛衿だけ
外して洗ったり、掛け衿だけを取り替えたりして着物の痛みを防いだんだろうな。
なので本当なら衿を縫い付けてさらに上から掛け衿を縫い付ける(半襟みたいに)のが筋か…と思うのだけど、
今回の着物は洋服地でガンガン洗える着物、なので掛け衿本来の使い方はしないだろう、ということで
最初に衿と掛け衿を合体させて一緒に衿付けしちゃいます。

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短いほうが掛け衿。

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掛け衿の端を裏側へ1cmほど折ります。

反対向けました(今見えてるほうが表側)
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折り目から ほどをしつけ糸で縫い、折り目を固定しておきます。

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衿と掛け衿の中心を合わせ、掛け衿の両端、折り込んだ生地端から くらいを波縫いで縫い付けます!

ちょっと縫いにくいけどがんばっ
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生地を戻すとこんな感じ。最初にしつけで折り目を固定しているので、きせが自然にかかるんですな…

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で、今回は片方の端を少し開けて縫いました。(ピンクの破線部分が大体の縫い目)
この状態で衿を縫い付けると、掛け衿と衿に隙間が出来るんだよね。

と、いうのも
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こうしたいので!(これは別の浴衣ですが)
今回やや薄めの麻で夏の浴衣づかいも出来そうな生地だったので、浴衣で着る時用に衿芯を出し入れする口を
作っておきたかったんでした〜。襦袢を着ない浴衣でも、掛け衿の下に直接衿芯を仕込めばまあるい衣紋が
作れるという小技なのさっ 記事は→「衿芯入れて浴衣の衣紋をまあるく♪ 簡単掛け衿改造

衿芯が出し入れできれば良いので、隙間はお手持ちの衿芯の幅に合わせてみてね。大体 cmくらいかと…
衿付けするときは隙間が衿の内側(かつ、出来れば下前側)に来るようにしてまっす。


さあ準備が出来たらいよいよ、衿付け〜!

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時代劇なんかで着物の衿が黒いのは、黒い衿を上から掛けているからかー!!と、気づいた時は
それなら汚れが目立たないしどの着物につけても良いしなるほど生活の知恵だよね…!と思ったなぁ。


いつも使っている衿芯はやわらかめのメッシュ製。本来は夏用なんだろうけど、身体への添いがよくて楽な気がするので通年使っておりまするる。
posted by こ藤 at 20:15| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 衿まわりに力布を付ける

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

手縫いも後半戦に入って最大の難関(?)衿付けです〜
もう衿が付けば着物も完成間近、あと少し!って感じがしますなっ

今回は衿を付ける前の下準備、衿まわりに力布を付けまっす。

力布はここについてます。
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ちろっと出ている布が力布でっす。
付いているのはちょうど衿肩開きに切れ目を入れている端のところ。衿まわりの補強なんだろうな。
衿まわりの補強には肩当て布を付けるというのもあるけど衿まわり〜肩を一枚布で補強する肩当て布よりは
ピンポイントの補強になる、といったところなのかな・・
ミシン併用の今回の縫い方では衿もミシンで付けてしまうので、ほつれてくる心配はあまりなさそうだし
衿まわりの補強は付けなくても大丈夫かも?と思いつつ、気持ち丈夫になるような気がするので付けてます。
端切れで出来るし簡単だしねっ

では作り方(?)をと付け方をメモ!
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一辺が5cmの切れ端を用意します。左右付けるから2枚居るよ〜

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これを三角に二つ折りしまして、手縫いでぐしぐし縫います(結構適当)

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糸を引っ張るとこんな感じにきゅーっとなるので

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布の角は切っちゃいます。

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衿を縫い付ける前に、身頃の衿肩開きの切れ目の端あたりにくっつけておくよ。
衿付けの印から内側に5〜6mmくらい?生地端がはみ出るようにします。

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こんな感じ。しつけ糸などで仮縫いして止めておくよ〜

お次は衿の準備でっす!



肩当て布だとさらしなどの一枚布が衿まわり〜肩までついてる感じ。
ウールや木綿の着物についているのを見たことがあるけど、衿まわりの補強に加えて暖かさもUPするのかも。
さらしよりも滑らかな生地、新モスっていうのね…


着物の補強といえば、裾や袖口などの擦り切れ防止にガロンテープというものがあるんだそうな…!
洋服地の着物で裾が擦り切れた経験はまだないのだけど、糸の細い絹物には便利なのかしら。。
posted by こ藤 at 14:28| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする