2016年11月21日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 袖丸み縫いしろの処理

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

久しぶりのお裁縫記事でっす。
麻の単衣きもの、ついに(?)手縫いが始まりますぞっ

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一気に縫い上げる時間も余裕も技術も無いので、こんな感じで隙間時間にちょいちょい縫い進めるスタイル。
今日はこのパーツ縫っちゃお、とか、そういうノリで…。

まずは袖から。
ミシンで袖の底(?)の毛抜き合わせと、袖口下〜底の縫い合わせはしておいた、はず。

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袖のこの部分、丸みの縫い代を処理するよ〜。

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裏側から見たところ。中表になってます。

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袖丸みの縫い線の外側に、ぐしぐし手縫いで糸を2本通します。針目は結構適当だけど…5mmくらい?
縫い目の両端は糸をちょっと長めに出しておきます。

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その糸をぐーっと引き絞ると、くしゃくしゃっと生地がまとまってくるので…

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内側に袖丸みの型を当て、糸を引きしぼりながらひだの形を整え、糸を結んでひだを仮固定します。
さらに2mm程度のきせをかけながらアイロンをかけますよ〜

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縫い上がった後に撮った写真だけど、出来上がりはこんな感じ。
きせがかかっているので縫い線がこちら側に倒れて見えていますな。

次はくけていきまっす!


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市販の袖丸み型には生地を挟むところがついているのがあって、きれいに固定できるようだね…
私のは厚紙の手作りなので、事務用クリップで固定してるんだけども(汗


和裁用だと、いろんなお袖の丸みが作れるみたい!
posted by こ藤 at 15:31| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 くけの縫い方2 耳ぐけ・本ぐけ

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

着物の手縫いに入る前にくけの縫い方をまとめていますぞっ
3回目の今回は耳ぐけと本ぐけの縫い方をメモ!

【耳ぐけ】
その名の通り(?)生地耳をくけつける時に使う縫い方。広幅の洋服地を切って着物を仕立てる時は生地耳部分が
少ないのでそれほど出番がないように思うのだけど…小幅の反物で単衣を仕立てるならたくさん使うかも!

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(私の場合ですが)ひと針分がこんな感じ。

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針がこう通ってます。
生地耳と表地の間をすいー、生地耳→表地→生地耳の順にちょんちょんとすくって戻る。

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糸はこんな風に通ってます。

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縫えたところは、生地耳がわにはちょちょんと針目が二つ並んで…

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表にはちょん、ちょんと三つ折りぐけのような針目!


【本ぐけ】
本ぐけというくらいだからこれが本来のくけということなんでせうか…!?
毛抜き合わせにした生地を縫い合わせます。今回の仕立てでは、衿を縫うときに使うかなっ

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ワンセット分がこちら。かろうじてこの縫い方だけは2セット分をひと針で縫えそうな気が…する…

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アップにするとこんな感じ。互いの生地の中をすいー、すいーっと進んでいくよ!

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糸はこんな風に。

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縫えてしまうと(写真はくけたものじゃないけど)毛抜き合わせのようにぴったりと閉じてしまうので、
表からは糸見えません。縫製力が残念レベルでもバレないよやったね!(駄目


…という、くけ方3種でしたっ
次回からはこのくけ方を駆使して着物を仕立てていく、はず〜〜!



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そいえば私は木製のくけ台を使っているのだけど、こんな金属製のくけ台も売っているみたい!
多分机の端とかに固定してかけはりを付けるんじゃないかと。テーブルでお裁縫する人には便利そう。


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プロの和裁師さんはこんな専用の和裁台で縫ったりしているんでせうか…!
おかん和裁はソファーでテレビでも流し見ながらちくちく、という感じですが(笑)
posted by こ藤 at 14:00| Comment(4) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 くけの縫い方1 三つ折りぐけ

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

ひたすら生地をくけていく(汗)ちくちく本編に突入する前に、基本のくけ方をまとめますっ
前回は(こちら)くけ台とかけはりについて書いたよ〜

今回はくけの縫い方。今回の単衣を縫うのにはとりあえず3種類覚えておけばだいじょぶかと…
生地端の状態によってくけ方を使い分けるけれど、どれもこれも表にあまり針目を見せず生地を
くけつけることができるので、縫いあがるととってもお裁縫上手いみたいに!見える!(気分)
では見やすいように赤い糸で縫ってみるので見ていきませう〜

【三つ折りくけ】
生地端を三つ折りにしてくける縫い方。切りっぱなしの生地端を処理するときに使います。
洋服地は生地端が斬りっぱなしになっていることが多いから、この縫い方の出番が多いな〜〜

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三つ折りにした方は生地が2重になっているので、その中を針目長めに通す→表地を少しだけ拾う→戻す
がワンセット。これを繰り返してくけていきます。ワンセットぶん針を刺したらこんな感じ。

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アップにするとこう。三つ折りの中をすいー、表にちょん!
縫い目の大きさは個人差があると思うけど私は8mm〜1cmくらい通して、1mmくらい拾う感じかなあ、と…

きっとプロの和裁師さんとかだとすいっすいっすいっっとひと針でたくさん縫うんじゃないかと思うけど
オカン裁縫の残念な縫製力をもってしてはワンセットが限界…!!(汗)
というわけでいつもすいー、ちょんで針を引いてはちまちま縫い進めているのでありまする…遅いけど…

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糸はこんな風に通っているよ。

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くけ終わると、裏から見るとこう。ほとんど見えません。

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表から見るとこう。1mmくらいの小さな針目が、ちょんちょんと続いていく感じ!
実際は生地に合わせた糸を選ぶはずなので、ほとんど目立たないよ〜


と、三つ折りぐけの縫い方でしたっ。次回は残り2種類を!




縫い方や素材に合う針ってそれぞれ違うらしいね…
京都にみすや針のお店があるので一度だけ行ってみすや針を買ったの、今も使ってるのです。
細いから糸が通しにくいのだけど(汗)すいすい生地を通ってくれる気がするよ。
あとくける時、表地をちょんとすくうのに針の先を少し指の先にあてて針目を調節するんだけど(私だけ?
良い針だと指先にダメージが少ない…気がする…!


お店で選んでもらったのは木綿用の縫い針(運針が中心?)だったのだけど、結局くけに使うことが多くて…
くけ用の針はもう少し長いみたい。買いなおすなら今より少し長いものにしてみてもいいかもな〜
(でもプロの人ほどたくさん縫わないので、なかなか針が痛まない罠…汗)
posted by こ藤 at 11:00| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月29日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 くけの基本編 くけ台&かけはり

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

な、長らく更新止まってました…申し訳なや…(汗
まさかとは思うけどこのシリーズをリアルタイムで追いながら縫って下さっている人が居られましたら
ほんと遅筆過ぎて床に頭を打ち付けて謝罪しなければならないのではレベル…!
これからも亀並みの筆の遅さかと思われますがなにとぞご容赦を(開き直り

ここまで縫えてました。
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<これまでのあらすじ>
洋服地の生地を反物幅に切り、しるしつけをしてミシンで縫い合わせたよ!


さて今回からは手縫いです。
あと衿を付ける時だけミシンを出すかな?だけど後は手縫いばかりになるのでのんびり縫っていきませう。
手縫いといっても直線縫いで生地を縫い合わせる”運針”はミシンでやってしまっているので、これからは
生地端の処理的な?”くけ”が中心に。しかしこれ、あまりメジャーな縫い方ではないんじゃないかと思うんだよね(汗
学校の家庭科でしかお裁縫を習わなかったワタクシめ、「くけ」という単語すら知りませんでしたわ…
趣味で少しソーイングをかじって、これ着物もいけるんじゃない??と和裁本を初めて開いてみたとき、
”くけ” ”きせ” ”くけしろ” ”きせ山”…と知らない単語のオンパレードに…外国語の本かな…???となり
そっと本を閉じたのは今となっては良い思い出だわん。
(その後、ええいならばミシンと型紙で縫ってやるうーと洋裁方式で着物を縫いはじめ今に至る)

というわけでくけって何じゃいな?な初めてさん向けに、最初に基本のくけ方3種をメモっておこうと思うよ!
まずはくける時に使うくけ台&かけはりのご紹介。

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これはおばあちゃんからもらったおさがりのくけ台。こういうレトロなものもまだ売ってるみたいだけど、
最近のは金属製のものが多いのかな。机に装着して使うようなものが売っている、らしい(使ったことはない)
かけはり…も専用のものがあるはずなんだけど、ついてた洗濯ばさみで使えてるので結局そのまま(汗

これなくてもくけられなくはないけれど、あった方が縫いやすい!ので何かしら用意するのおすすめ。
本格的なものでなくても、なんちゃってかけはり(洗濯バサミにヒモ付けたようなもの)でも代用できるよ〜

というかわたくし長らく洗濯バサミにヒモを付けただけのかけはりもどき?を椅子の背や
足の指(何)に引っ掛けて縫っていたんだよね…そのあとおばあちゃんからくけ台をもらったのだけど、
そこに洗濯バサミがついていたので、これで良かったんだ(笑)と思ったんでした。わは。
もっと本格的なプロ仕様のものを買えばもっと使い居心地良いのかもしれないけども
自家用おかん和裁だから洗濯バサミでもいいかと思っている私が居るわ…

rh20kuke-1.jpg
で、こんな感じで使ってるのでした。
多分これは座布団の下に差し込んで使うものなのでせう…本来は…(汗

利き手が右なので右から左に向かって縫っていきます。洗濯バサミ(かけはり)でくけ始めのほうの生地をつまんで
軽くぴんと引っ張りながらくけると針が生地の間をうまく通ってくれるのだ。
生地端が下に来るように持つと、やりやすいと思う!

と、くけ台とかけはりの話だけで長くなっちゃったのでくけ方は次回で〜〜



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私の使っているのと似ているのはこちらかな。かけはりは別で用意するのね。
そうそう、これは棒の先のところに針山が置けるんですよ、ふっふっふ…

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そしてかけはりの本物(?)がこんな感じなんですね…布を引っ張るとしっかりつかんでくれる構造だとか?
洗濯バサミみたいにすっぽ抜けたりしないんだろうなあ(汗
posted by こ藤 at 21:23| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 ミシンで縫う編2 背縫い・脇縫い・おくみ

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

ミシンで縫う編その2です。袖に続いて今度は身頃。
出し入れするのが面倒なので(汗)ミシンで縫えるところはいつもまとめて縫っちゃう。
ずぼらとお呼び下され…

まずは背縫い!
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背中のここっ

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左右の後ろ身頃2枚を中表に合わせて、縫い合わせます。衿のところ、裾のところは返しミシンもねっ

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長い…けど手縫いで縫うよりはよっぽど早い。
距離が長いので待ち針で止めて縫うのが不安な場合はしつけ糸で仮縫いしてからでもいいかも。

続いて脇です。
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ここ!

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前身頃と後ろ身頃を中表に合わせて、袖の下身八ツ口終わりから裾までを縫います。端の返しミシンも忘れずに。

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こっちは縫い代(?)がたくさん余るね。あとで手縫いで処理するよ〜
左右どちらも同じように縫っちゃってくださいな。

そしておくみもつけちゃう!
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ここです。

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前身頃とおくみを中表に合わせて、おくみ先から裾までを縫います。
イラストは分かりやすいようにずらして書いているけれど、実際はピンクのライン部分を重ねて縫い合わせるよっ

と、ここまで一気に縫うと…
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何だか一気に着物っぽく…!!
こういうの見るとちくちくモチベがあがるよねっ

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なんか、しるし付けした線からずれてる…?のも、ご愛嬌?(駄目)

次からは手縫いでちくちくしていきます〜




そして縫いかけの着物をハンガーでタペストリーのように壁に掛けておくと、
自分にプレッシャー…じゃなかったモチベーションが上がります。

posted by こ藤 at 10:51| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする