2016年07月07日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 ミシンで縫う編1 袖の毛抜き合わせ

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

ずいぶん久しぶりの更新になっちゃった(汗)リネン単衣シリーズの続きです!
この着物自体を縫いあげたのってもう去年の夏前だったんだよね、何という筆の遅さよ…
のんびり更新ですが生暖かくお付き合いいただければこれ幸い…今年中には書きあがるんじゃないかな(弱気

ささっ、しるし付けまでが終わっていよいよ!ちくちく!縫製に入ります。今回は自分が着る分くらい
適当に縫えればいいんじゃないの?がモットーのオカン和裁なので、初めにミシンで楽をしちゃうよ! 
表から縫い目が見えず、かつ縫う距離の長い直線部分をガーッとミシンで縫っちゃいます。

ではしるし付け同様、ウォーミングアップ?とばかり袖から。
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ここの部分っ

まずは袖の底の部分を「毛抜き合わせ」にします。
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袖を普通に表向きに合わせて(中表じゃないよ!)袖の底部分の生地端3〜5mmくらい?のところを
縫います。

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結構きわきわかな?

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右はじが袖丸み側、左が袖振り側(見づらくて申し訳なや…)
このとき両端(青い線の部分)を縫い残しておくのが大事っ。袖の丸み終わりから
1〜2cm足した分くらい&振りのくけしろの1,5倍分くらいは縫わないで置いときます。


これをくるっと中表にひっくり返すと…
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こんな感じにっ
(確かに、毛抜きかも…!?)

続いてミシンで袖を袋状に縫い合わせちゃいます。
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袖口の下〜袖丸み〜袖下のライン。
縫いはじめと縫い終わりは返しミシンをしているよ。

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袖丸み部分はカーブなので少しむつかしい…

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同じように両袖縫えたらひとまず終了!手縫いの出番まで置いておきます。

毛抜き合わせの処理、面倒なら生地端をロックミシンでもいいかも。
けど個人的には簡単な割にきれいに仕上がってる感がなんかお裁縫うまくなった気にさせてくれる(笑)
のが気に入っているよ…




せっかく買ったのになくしちゃったけどこの毛抜きは良く抜けたわー
抜けない毛抜きはアーッ!!ってなりまするな…


歌舞伎にも毛抜きって題の演目があるって知ったときはへぇぇぇってなったんですが、
果たして毛抜き合わせは江戸時代からあったのかしらん?
posted by こ藤 at 14:31| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 しるし付け編5 衿

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

さてしるしつけ最後のパーツとなりました!衿ですよ〜〜

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衿も長さ二つ折りにして、左手側に折り目の「わ」を持ってきてスタート。

1.やまじるし
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他のパーツと同じく、山じるしをつけます


2.衿丈
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出来上がり肩あき、

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おくみ下がり、

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衿付け寸法(おくみのしるし付けで測った寸法)
…と、3つの長さを足して衿丈をしるし付けます。

衿先から先は5cmくらいあると良いかと思うんだけど、生地に余裕があるなら少し長めにとっておいても
いいかも…衿って縫ってるうちにずれるのか?思ったよりも足りなかったり余ったりすることが…(縫製下手)
長い分にはあとから切り落とせるので、私は取れる時は少し長めに8cmくらいとってます(汗)


3.衿付けしろ
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生地端から1cmで衿付けしろをしるし付けます


4.衿幅
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山じるし、衿肩あきで衿幅(肩回り)×2にきせ分0,1cmを足した寸法

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おくみ下がりで衿幅(剣先)×2+きせ分0,1cm

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衿付け終わりで衿幅(衿先)×2+きせ分0,1cm
…と衿幅をしるし付けします

5.仕上げ
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衿幅のしるしをつないで衿のしるし付け出来上がり!

6.共衿
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衿の首回りの部分に上からかける共衿は、衿と同じ生地幅×共衿丈(に、縫い代分3cm足す)長さの
長方形の生地を使います。両端に各1,5cm、両側1cmの縫い代をとってしるし付けします〜


さあさあ、できましたでしょうか…!
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しるしつけが済んだ生地。いよいよちくちく縫製に取り掛かれるねっ



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着物の衿には広衿とバチ衿があるけれど、今回はバチ衿仕立てですっ!
広衿はフォーマルな着物に多いかな〜
posted by こ藤 at 16:41| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月14日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 しるし付け編4 おくみ

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しるしつけも後半戦に差しかかってまいりました…今回は、おくみですっ

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おくみも左右2枚あるので、2枚重ねて一緒にしるし付けしちゃいます。
中表に合わせて置き、生地に耳が付いているなら自分から向かって奥側へ。洋服地で裁っていると両側断ち切りに
なっている場合も多いと思うので、その場合はどちらでも大丈夫でっす。向かって右側が裾になります。
身頃同様、布目ずれて裁っていたりしていたら切り落としてそろえるなりしておいてくださいませませ…


1.裾くけしろ
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右の生地端から裾くけしろ分2cm取って、生地幅いっぱいでしるし付けます。


2.おくみ丈
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裾くけしろから(生地端じゃないよん)、おくみ付け寸法(前身頃で採寸したもの)を測り、しるし付けします


3.衿下寸法
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裾くけしろから、衿下寸法分を測りしるし付けします


4.衿下くけしろ
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手前側生地端から1,5cmでくけしろをしるし付けします


5.おくみ幅
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衿下のくけしろから、おくみ幅寸法にきせ分0,2cm加えてしるし付けます


6.合いづま幅
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衿下終わりの位置で衿下くけしろから、合いづま幅にきせ分0,2cm加えてしるし付けします。


7.おくみつけ
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1のおくみ幅しるし〜6の合いづま幅しるし〜2のおくみ丈しるしの3点を直線につないでしるし付けします
おくみ幅より合いづま幅が狭くなっている場合、びみょ〜な斜めの直線になるはず…

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身頃のしるし付けの時の要領で、糸をぴんと張って直線を取ってもいいですねっ


8.衿付け
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7のおくみ付けの端から下に0,3cm下がったところから、衿下終わりまでを結んでしるし付けます。
ここの長さは衿のしるし付けで使うことになるので、採寸しておきませう〜


身頃に比べればずいぶんさっくりできたかな!?
次回は衿のしるし付けっ!




おくみで検索してみたら、かいまき布団が出てくる不思議。っていうかこんなお布団
時代劇か何かの世界かと思ったら、売っているのね…


カバーもある!w




posted by こ藤 at 13:25| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月04日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 しるし付け編3 前身頃その2

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前身頃のしるし付けその2ですっ

4.衿回り
画像衿肩あきの切込みより下が前身頃、上が後ろ身頃です!
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背縫いしろのしるしのところで、衿肩あきから2cmしるしつけします。

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さらに2cm衿肩あきと平行に。(生地端からじゃないよ)

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衿肩あきの角から斜めに0,3cmのところにしるし付け

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衿肩あきの端から3cmのところで、1,5cm測ってしるしをつけます。
間を結ぶなら自然な感じのカーブでどうぞっ

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衿肩あきの端から4cm真っすぐおろしてしるしつけし、おくみどまりまでをつなぎます。

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こんな感じになったかな?

これで、前身頃のしるし付け完成ですっ。
一番大きいパーツが終わって峠を超えた感…ッ!あとはおくみと衿ですぞ〜




生地の内容と全然関係ないけど、これ買ったよー
着物の羽織に使えそう!本格的に暖かくなる前に使ってみたいわ…

posted by こ藤 at 14:00| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月31日

ミシンと簡単和裁で縫うリネン着物 しるし付け編3 前身頃その1

ミシンと基本的な和裁を使っての単衣着物の縫い方シリーズです。目次はこちら

身頃のしるし付け、続きましては前身頃っ
まずは重ねて作業していた後ろ身頃を引っぺがしていきます…
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つけたしるしが消えないよう(今回は糸じるしだから、糸が抜けないように?)、生地がずれないようそおっと〜

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この状態でスタート。

1.裾〜脇線
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後ろ身頃の時につけた背縫い以外のしるしは、前身頃でも同じく使うので残してね!

2.おくみ先
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肩山からおくみ下がり寸法分はかり、さらに衿肩あき寸法から1cm程度引いた寸法の交差点にしるしをつけます。
衿肩あきから引く寸法は1〜1,5cm程度で加減するようだけど、私は1cm程度にしてる(てきとう)
ここを調整すると衿が付く角度が変わる予想…胸をしっかり包み込みたい場合は衿が緩やかな角度で付く方が
良いのだろうから、あまりここでは引かない方が良いということなのか…

3.前幅
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裾の脇側の角から、前幅寸法にきせ分0,4cmを足した寸法を測ってしるし付けます。

4.おくみつけ
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1でつけたおくみ先のしるしと、裾の前幅のしるしをつないでしるし付けます。
微妙に斜めの直線になるはず!しるし付けできたら、この線の長さを測っておきます。
後でおくみ付け寸法として使いますぞっ

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ちなみに定規じゃ足りない長さなので、私はしるし2か所に待ち針をうち、そこに糸を張って目印にしてます。
なおこれが正しいやり方なのかどうかは謎…

次回は衿回りのしるしをつけるよっ!




おくみ付けの目印にメジャーを使ったりしてみたりもしたんだけど、ぴんとまっすぐに張るのがむつかしいのね…
posted by こ藤 at 12:46| Comment(0) | オカン和裁で縫うきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする